鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

不思議・ムー的なこと

ソドムは実在した?

皆さん、ソドムとゴモラの話はご存じでしょうか?旧約聖書の創成記に記された物語で、同性愛などあらゆる悪徳が栄え退廃したソドムとゴモラという都市に、唯一神ヤハウェが怒り天からの硫黄と火によって滅ぼしたというものです。 長い間ただの伝説だと思われ…

日本の隠れ里 京丸

享保年間(1716年~1736年)、遠江国(静岡県西部)周智郡石切村は洪水に見舞われました。すると石切川(天竜川水系)の上流から椀が流れ着きます。村人たちは、そこで初めて上流に人が住んでいることを発見しました。 石切川水源にあったのは隠れ里『京丸』…

ヴィンランド

11世紀のヴァイキングの生き様を描いた幸村誠の漫画『ヴィンランド・サガ』。その題名にも使われた北米大陸にあったとされる伝説の地がヴィンランドです。 名前の由来の「ヴィン」は「ブドウ」あるいは「草原」という意味だそうです。ノルマン人やヴァイキン…

幻の聖地キーテジ

これ不思議書庫じゃなくてゲームの話なんですが、まあいいか(笑)。 実はつい先日までトゥームレイダーシリーズ最新作『ライズオブザトゥ―ムレイダーPS4完全版』を遊んでいたんです。トゥ―ムレイダーと言えば若き女性冒険家ララ・クロフトを主人公にした冒…

南海の黒い花嫁

黒沼健シリーズ第3弾。今回の話は性的描写があるので18禁にします。良い子のみんなは読んじゃ駄目よ(笑)。 一応私のスタンスを述べておきますと、エロ動画とかエロマンガ、エロ小説を見たり読んだりするのは大好きですが、自分から他人に話すことはまずあ…

ミスラムの毒蛇群

黒沼健シリーズ第2弾です。話は17世紀のインドに遡ります。この頃インドは、中央アジアから侵入したムガール帝国が北インドをほぼ統一して南インドへ進出しつつありました。当時のムガール皇帝は第5代シャー・ジャハン(在位1628年~1658年)。世界遺産タ…

死を招く黄金

昔、黒沼健(1902年~1985年)という推理・SF作家がいました。東宝映画「大怪獣ラドン」の原作者で予言者ノストラダムスを日本で最初に紹介した人でもあります。彼は秘境・超古代文明・失われた大陸など少年少女が興味を引きそうな数々の著作を残しています…

シボラと黄金の七都市

※伝説の黄金都市シボラではないかと言われるニューメキシコ州からアリゾナ州にまたがるプエブロ族の集落 マチュピチュの太陽の処女伝説の記事を書いて以来、神秘的な事に関する関心が深まるばかりです。私は熱しやすく飽きやすい性格ですが、その時々はとこ…

湖底に消えた500トンの金塊

シベリアの南東部にあるバイカル湖。湖水面31494平方キロメートル(琵琶湖の46倍)の三日月型の湖です。縮小中のアラル海を除くとアジア最大の湖だそうです。淡水で湖面が澄んでいる事で有名ですが水深は深くなんと最大1741mで世界一。 100年前、この地で悲…

マチュ・ピチュと太陽の処女(おとめ)伝説

かなり前(ブログ開設直後くらい)にマチュ・ピチュ遺跡に関する記事を書いた記憶があります。その際、太陽の処女伝説を紹介したものの出典が分からないと書きました。 その出典がついに見つかりました。本日本棚の整理をしていたところ奥の方から『世界の奇…

聖ヴァーツラフ王冠にまつわるエピソード

昔、「ティムールの棺を暴くと恐ろしい事が起こる」という言い伝えについて書いた記憶があります。そして実際1941年6月ソ連の学術チームがサマルカンドの廟にあったティムールの棺を開いて調査したところ、同じ6月のうちに独ソ戦が勃発しソ連は民間人を含め…

優曇華(うどんげ)の花とアイラトビカズラ(相良飛び葛)

この前優曇華の花の記事を書いたので気になって調べてみました(笑)。 優曇華というのは仏教経典によると3000年に一度花が咲く幻の植物で咲いた時には金輪王が現世に出現すると言います。なんだかめでたい事のようですが、金輪王は金輪聖王とも呼び世の乱れ…

宜保愛子さんに関する話

最初にお断りしておきます。オカルト耐性が無い方はスルーされることを強くお勧めします。 さて久々の不思議書庫ですが、2chを散策していて面白いネタを仕入れました。宜保愛子さんといえば、偽者も多いといわれる霊能者のなかで、数少ない本物の霊能者…

八幡様の予言

ネットで話題になっているのでご存知の方も多いと思いますが、一応紹介しておきますね。 八幡様のお話 追記あり 139 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 13:39:23.21 id:FhQlbDWt0 [4/10] あ、ついでに八幡様のお話、全部書いときま…

末法の世

久々の不思議記事ですが、今回はちょっとまじめな考察。とはいえ不思議書庫なので神秘的、宗教的なものにアレルギーのある方はご遠慮ください(汗)。 久しぶりに司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読み返していたんです。物語の始め頃、竜馬の剣の師匠である北辰…

提婆達多(だいばだった)のこと

この記事はまさに夢物語なので、不思議関係にアレルギーのある方はご遠慮されたほうがいいかも?(笑) ******************************************************************************************* 今朝不思議な夢を見ました。舞台は古代インドの宗教施…

禹歩(うほ)

この前本棚を整理していて見つけた「歴史と旅」(秋田書店)は、総力特集が秘伝開運法でした。10年以上前の本ですが歴史専門誌で占い?などと不思議に思ったものです。しかし読んでみるとなかなか面白い。 気学九星術、風水、言霊、霊符など分かりやすく解説…

続・丹波哲郎の死者の書「霊界旅行」

何を隠そう私は昔(10代のころ)不思議大好き少年で、スーパーミステリーマガジン「ムー」を10年間愛読していた人間です。不思議とか超古代文明とか超能力とか予言とか霊とか…。 今では人間がすれてきてるのでネタとしてしか見ませんが、久しぶりに本棚を整…

信じるも信じないも貴方次第です

新年早々、不吉な話をしてよいものか非常に迷ったのですが覚悟をしていただくためにここに記します。 私がいつもお世話になっている某精神世界ブログの記事にあったのですが、2010年はあらゆる意味で日本が生まれ変わる年になるそうです。 今の民主党による…

『魔術師ヒトラー』最終章 - ラストバタリオン -

「国民諸君、同志諸君、最後まで戦い続ける諸君に敬意を表する。すでに戦況は……私はベルリンと運命をともに……しかしナチスは不滅である……たとえ米ソがいったんは勝つように見えようとも……。 そうなのだ、それは砂の上の勝利だ。彼らは世界の真の支配者ではな…

『魔術師ヒトラー』③ - 実体とダブル(影武者) -

冒頭の2枚の写真を見比べてください。同一人物だと思いますか?一枚目はしょぼくれて老人のようです。一方二枚目は精悍そうなイメージがありますね。一般には撮影時期の違いといわれていますが、他方ヒトラーにはダブル(影武者)がいたという説も根強く囁…

『魔術師ヒトラー』② - オカルト思想 -

ヒトラーの登場をヨハネの黙示録も、ノストラダムスも預言していたらしいというのは前回書きました。では予言通りにヒトラーが動き第二次大戦の災厄をもたらしたかというと、どうも事実はそう単純ではなさそうです。 といいますのもナチスは表層にすぎず、そ…

『魔術師ヒトラー』① - 権力以前 -

アドルフ・ヒトラー、ナチスドイツの絶対権力者で第二次世界大戦を起こした張本人。ユダヤ人虐殺をはじめとする数々の残虐行為を行った史上最悪の狂人。これが今を生きる我々の世界史的な位置づけだと思います。 確かに数々の彼の行為は絶対に許すことのでき…

護衛駆逐艦エルドリッジ

あれ書庫間違ってるよ?不思議書庫じゃなくて軍艦関係は趣味書庫でしょ?なんて常連さんの突っ込みが入りそうですが、これでいいんです。 この船自体は大したことありません。72隻も造られたキャノン級(派遣労働者が目の敵にしそうな名前だなあ…苦笑)の…

名前の不思議   不幸になる名前、幸運になる名前

真夏にふさわしい話題は怪談!久しぶりの不思議書庫更新ですが今回は名前の不思議を取り上げたいと思います。 皆さんは姓名判断という占いをご存知でしょうか?名前の画数で云々というアレです。こちらが主流なんですが、中には名前の音韻や名前の字の意味そ…

『皇帝占運術』

不思議ファンの方、お待たせしました(笑)。超久しぶりの「不思議・ムー書庫」更新でございます。 画像がないのはご容赦ください。あまりに古い本で見つかりませんでした(汗)。 ところで、私鳳山が占い好きなのはご存じでしょう。(最近の読者は知らない…

阿修羅とは何者か?

「かーっかっかっか、キン肉マンお前の負けだ~!」って、それはアシュラマン(笑)。その元ネタの阿修羅についてです。 仏典では… 【阿修羅(あしゅら、あすら、Skt:asuraの音写、意訳:非天)は八部衆に属する仏教の守護神。修羅(しゅら)とも言う。大乗…

座敷童子(わらし)

ちょっと一般には信じられない話ですが、実は半年前うちの母が家の座敷で座敷童子をみたと言い張るんです。家の者はだれも信じず「どうせ幻でもみたんだろう?」と取り合いませんでしたが、本人は「いや、あれは絶対座敷童子だった」と今でも言い続けていま…

金星の謎とヴェリコフスキー宇宙論

明けの明星、宵の明星と言われ夜空でもひと際輝く金星。しかし、こんなにはっきり見える金星を紀元前2000年以前の人類は不思議と記録していません。バビロニア然り、古代インド然り…。 水星、火星、木星、土星はあるのに!そして紀元前2000年ごろを境にして…

石山本願寺の謎

私が長年疑問に思っている事があります。何十年か前、学研のスーパーミステリーマガジン「ムー」に載っていた記事です。 真相は確かめるべくもありませんが、織田信長が十年に渡って戦った石山本願寺についてです。一向宗の総本山、石山本願寺が信長に十年も…