鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

軍事

現代戦闘機の速度

軍事をちょっとでもかじったことがある方なら言わずもがなな事ですが、知らない方もいるかと思いまして書いてみました(笑)。 一昔前の戦闘機はMiG-25がマッハ3、F-15でマッハ2.5と高速を誇りました。ところが最近の戦闘機はF-22でこそマッハ2.5ですが、F-3…

16式機動戦闘車の主砲威力

ちょっとマニアックになり、かつこの方面の知識が薄いのでグダグダな記事になるとは思いますが、気になったので調べてみました。 財務省の横槍で戦車保有定数を大きく減らされた陸上自衛隊。現在の防衛大綱では300両と機甲師団プラスアルファくらいしか保有…

馬毛島は日本のスカパフローになるか?

スカパフロー、戦記ファンならご存じイギリスのブリテン島北東オークニー諸島にある入り江で本国艦隊(現在は西方艦隊と改称)の一大根拠地です。仮想敵ドイツ海軍がバルト海から北海に出てくる際それを抑える位置にありますし、同じように大西洋に面したド…

航空自衛隊基地のバンカー(航空機用掩体壕)

過去記事で航空自衛隊基地には掩体壕がないので、いざ有事に敵がミサイルの飽和攻撃をしてきたら全滅しかねないと指摘しました。防衛予算が限られる中、後方装備や弾薬備蓄の余裕がなかったのは理解できます。ただ、バンカーがないと高価な戦闘機が地上で破…

世界の潜水艦発射用長魚雷

たまたま海上自衛隊の装備する潜水艦発射用長魚雷18式魚雷の性能が気になってネットで調べたんですがほとんど分かりませんでした。さすがに軍事機密なのでおいそれと公表できる代物でないことは十分承知しています。それでは世界の主要長魚雷はどうなのかと…

防衛力整備計画

少し前の記事で航空自衛隊の高射部隊が古い資料では18個高射隊(パトリオット発射機×90基)だとされていたが、インターネットで調べると24個高射隊(パトリオット発射機×120基)となっていると書いたと思います。果たして実態はどうなのかと思い、令和5年版…

米陸軍の次期主力小銃SIGSAUER XM7の懸念点

米陸軍は、現在主力のコルトM4カービンに代わる次期小銃(アサルトライフル)として2022年SIGSAUER社のXM7を採用しました。分隊支援火器である軽機関銃もこれまでのFN M249(アメリカで国産化されたMINIMI)に代わる軽機関銃として同じくSIGSAUER社のXM250を…

航空自衛隊の高射部隊

台湾有事が間近にせまりシナのミサイル攻撃も可能性も高まりました。いつ起こるか分からないし我々の身近で起こるかもしれないので航空自衛隊の防空態勢について調べてみました。といってもあくまでネット上で集めただけなので薄い情報なのはあらかじめお断…

貨物列車の最大輸送量

今回の記事はマニアックなので付いてこれない方が多いと思います。そいう方はスルー推奨です。 さて、なんで貨物列車の最大輸送量を調べてみようと思ったかというと、有事の際1個師団の兵站を維持するためにどれほどの物資が必要か考えたからです。過去記事…

サール6型コルベット

イスラエル空軍に関する記事を書いたので今回は海軍です。陸軍、空軍に比べイスラエル海軍の印象は薄いと思います。イスラエルは伝統的に陸軍国で空軍も強いですが、海軍の重要性は他と比べたら低いです。とはいえ、周囲を敵に囲まれているイスラエルとして…

イスラエル航空宇宙軍の戦力

最近何かと話題のイスラエルですが、イスラエル空軍の戦力について調べてみました。と言ってもネット上の薄い情報なので細かい数値のミスはあるかもしれません。しかも数年前の情報なので現在は若干違っている(例えばF-35Iの保有数が増加しているとか)可能…

燃料気化爆弾とサーモバリック弾

先日BSフジプライムニュースで元陸上自衛隊中部方面総監・陸将の山下裕貴(ひろたか)さんが「ロシア軍の塹壕を潰すためにはサーモバリック弾を使うしかない」と発言されていました。サーモバリック弾に関しては過去記事で何度か触れたのですが、どんなもの…

パナマ侵攻時の米軍部隊

今日の記事はマニアックで一般の方は付いてこれないでしょうからスルー推奨です。 たまたま1989年の米軍パナマ侵攻作戦(ジャストコーズ作戦)に関してネットで調べていたんですが、どのくらいの兵力が投入されたか興味を覚えました。 その前に、パナマ侵攻…

ロシア軍が使用している弾丸について

今日の話はマニアックなので軍事や国防に興味のない方はスルー推奨です。 私は定期的に5ちゃんねるの軍事板を覗くんですが、その中のウクライナ情勢スレでロシア軍がついにマキシム機関銃を使いだしたというコメントがありました。マキシム機関銃というのは…

歩兵大隊の担当正面の話

今日の話は非常にマニアックな話なので軍事や国防に興味の無い方はスルーして下さい。 ついに始まったウクライナ軍の反転攻勢ですが、BSの番組で元陸上自衛隊幕僚長・陸将の岩田清文氏がソ連軍の軍事ドクトリンでは歩兵大隊の担当正面は5㎞が限界だと言われ…

アメリカ空軍現有兵力2023年

これも軍事研究6月号からです。 アメリカ陸軍機甲師団1944年型の編制図を目的に買ったのですが、陸自南西防衛態勢やロシア原潜オホーツク要塞の現状、インドの外交防衛政策と日米安保など読みごたえがある記事が多く買って良かった一冊でした。たまにしか買…

ウクライナ戦争開戦初頭、ロシア軍が執拗にリヴィウをミサイル攻撃した理由

たまたまYOUTUBEでMiG-29に関する動画を見ていたんですが、開戦前ウクライナ軍は主力戦闘機のMiG-29をフルクラムC系列9.13規格相当のMiG-29MU1やMU2に近代化改修していたものの予算不足で数機しかできていなかったとありました。改修を担当したのはリヴォフ…

現代艦船の推進機関

ちょうど韓国が次期駆逐艦KDDXに初の統合電気式推進システムを採用するというニュースが入ってきたので、現代艦船の推進機関について調べてみました。 CODADとかCOGOGとかの最初のCOはコンバインド(複合)という意味です。後の方のDODとかGAGの真ん中のOはO…

ウクライナ陸軍の現有兵力

侵略したロシア側の兵力、編制も不明ですが守るウクライナ軍はいったいどれくらいの兵力があるか気になり調べてみました。上の表は2022年2月24日、開戦直前のウクライナ陸軍戦闘序列です。一枚の画像に収めるため非常に小さく見にくくなったのはお詫びします…

日本は本土決戦でどこまで戦えたか?

最近軍事に関して考えることが多いのですが、大東亜戦争末期日本は本土決戦でどこまで戦えたか興味を覚えました。アメリカを中心とする連合軍は、日本本土進攻作戦『ダウンフォール作戦』を計画していました。これは1945年11月に計画された九州上陸を目的と…

大東亜戦争の厳しい現実

先日、ブックオフで『なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったか』(藤井非三四著 光人社NF文庫)という本を買いました。ただでさえ不利な日本軍が、陸海軍の対立でさらにそれを増幅させるという負の連鎖をこれでもかと紹介した内容で読んでいて気分が滅入る本でし…

韓国K2戦車の防御力

今回書く内容はネットで拾った情報で自信ありません。ただ感心したので記事に書くことにしました。また韓国や韓国製兵器をディスるつもりは毛頭ありませんので悪しからず。 ヤフー知恵袋で「韓国のK2戦車はSiC系複合装甲で防御力が高くないと言われるが本当…

世界の主要対戦車ミサイル一覧

軍事とか国防に関心の無い方にはチンプンカンプンだと思うのでスルー推奨です(笑)。 最初にお断りしておきますが、貫徹力は軍事機密ではっきりした数値は公表されていません。あくまで暫定値です。特にウクライナ戦争で有名になったジャベリンなどはRHA換…

レオパルド2の防御力

最初にお断りしておきますが、この数値はあくまで暫定値です。というのも戦車の防御力は軍事機密で公表されていないからです。ただし2A3以前の数値は各資料でほぼ似通っているので一応信頼して良いと思います。逆に2A5以降の楔形装甲追加型は全く分かりませ…

ウクライナに送る輸送トラックは何がふさわしいか?

私は一つの記事を書くとその関連項目にも興味が移るという悪い癖があります。前記事で日本もウクライナのために輸送トラックくらい援助すれば良いのでは?と書いたんですが、では何がふさわしいのか調べてみることにしました。とはいえ、私は車にもトラック…

アメリカ陸軍の戦車保有定数

軍事に興味の無い方はチンプンカンプンだと思うのでスルー推奨です。 たまたま陸上自衛隊の各部隊戦車保有定数を調べていて、戦車中隊の保有定数が74式戦車以前は1個戦車小隊4両×4個+本部小隊2両で18両定数だったことを知りました。それが90式戦車になって3…

開戦前帝国陸軍飛行戦隊一覧

以前終戦前の陸軍航空隊飛行戦隊戦闘序列の記事を内地と外地に分けて書いた記憶があるんですが、今回は開戦前の戦闘序列です。とはいえ、1941年8月のデータなので12月8日の対米開戦までかなりの改編はあったと思います。というのもこのデータだと新鋭機の一…

現代戦闘機の機体寿命

ウクライナ戦争で当事者のロシアが困っているのは当然ですが、シナ人民解放軍とくに空軍が頭を抱えているそうです。というのも国産ジェットエンジンの信頼性が低いシナ空軍は、ロシア製ターボファンエンジンに頼り切っており、その供給が厳しくなっているそ…

理想的陸上自衛隊戦闘序列

あくまで趣味の記事ですのでスルーお願いします。 この前、航空自衛隊の飛行隊一覧を調べたので陸上自衛隊の師団・旅団一覧を書こうと思って調べたところ、あまりの貧弱さに書く気力が失せました。甲師団で9000名、乙師団で7000名いるはずが、ほとんどの師団…

航空自衛隊飛行隊一覧2022年

2014年版、2017年版を書いた記憶があるんですが、その後若干変動があったので2022年現在の航空自衛隊飛行隊一覧を載せておきます。大きな違いは三沢基地の飛行隊が最新鋭ステルス戦闘機のF-35A装備になったことと、百里基地の第501偵察飛行隊の廃止、美保基…