鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ロシア軍ICBM発射、ついに一線超える

ロシアがICBM発射、ウクライナ空軍が発表


 今も激しい戦闘が続いているウクライナ戦争。今年の8月に開始されたウクライナ軍のクルスク州に対する越境攻撃は、3か月経ってもロシア軍はいまだに撃退できていません。東部戦線ではロシア軍が押しているそうですが本土を占領されていては本末転倒でしょう。ウクライナ軍もちょっと強めの威力偵察くらいの認識で、ロシア軍が本格反抗してきたら撤退するつもりだったと見ています。ところが案外粘り強い抵抗ができています。

 焦ったロシアは北朝鮮に兵士を派遣してもらいクルスクの戦場に投入しているほど。ところが現代戦を経験していない北朝鮮兵は戦場で使い物にならず、またロシア軍も北朝鮮兵には最新兵器を供与していないらしく犠牲ばかりが続出しているそうです。業を煮やしたロシア軍はついに禁断の兵器ICBM(大陸間弾道弾)まで使い始めました。

 ロシア軍が使用したとされるICBMがRS-26ルベシュというものらしいです。日本語ウィキには載っていなかったので、英語版を日本語翻訳したものを読むと、射程5800㎞、ペイロード800㎏、マッハ20で飛行するミサイルです。さすがに核弾頭は積んでいないはずなので通常弾頭だとは思いますが、マッハ20で飛行し800㎏弾頭だと威力的には1トン爆弾以上になりそうです。これで戦局が変わるとはとても思えませんが、同じ時期ついにアメリカがウクライナに自国製長距離兵器のロシア国内への使用許可を出したので、戦争はますます激しくなると思います。

 すでに、その前にイギリスはウクライナに供与した航空機発射型巡航ミサイル、ストームシャドウの越境攻撃を許可しています。これまで反対していたドイツも500㎞の射程を持つタウルスミサイルの供与を検討し始めたという報道もありますし、フィンランドスウェーデンは戦争を覚悟し準備を始めるように自国民に訴え始めています。

 アメリカの次期大統領トランプはウクライナに対しどういう対応をするか未だはっきりしていませんが、この流れだとロシアに対し厳しい対応をすると私は思っています。というのも側近や重要閣僚に対シナ強硬派を揃えているからです。シナが強気になれるのはロシアが勝った時。ということはシナを封じ込めるためにもロシアの思い通りにはさせないはず。

 これでロシアがキレて核攻撃をしたとしてもパンドラの箱を開けるだけです。世界大戦への引き金になると思いますね。日本もいつまでも平和ボケの時ではありません。ロシアが一線を超えた以上我々にも覚悟が必要です。皆さんはロシア軍がICBM使用というニュース、どのような感想を持たれましたか?