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『魔術師ヒトラー』② - オカルト思想 -

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 ヒトラーの登場をヨハネの黙示録も、ノストラダムスも預言していたらしいというのは前回書きました。では予言通りにヒトラーが動き第二次大戦の災厄をもたらしたかというと、どうも事実はそう単純ではなさそうです。

 といいますのもナチスは表層にすぎず、それを動かしていた影の組織トゥーレ結社があったということを前回紹介しましたが、私の想像ではこの結社さえまだ深層には達していないのではないかと考えるのです。なぜならトゥーレ結社は創始者も当時の指導者(エッカルト)もはっきりしていますし、構成員であった政財界の有力者の名前も噂されています。余りに表に出過ぎているのです。

 私の仮説では、名称不明の深層組織が影の支配者で密儀参入の度合いによって知らされる情報が限定されていたのではないかと思います。ですからナチスの幹部であったヒムラーゲーリングでさえ知らされていない秘密があったと推察します。ナチスのうちではただ一人ヒトラーだけが密儀に参入していた、言い換えるならヒトラーをドイツの支配者として用意したのがこの深層組織、和尚ラジニーシ(戦後の神秘思想家)の言葉を借りるなら「エソテリック(秘教)グループ」だったのではないでしょうか。


 エソテリックグループは、ノストラダムスの予言を信じるのではなく予言に書いてあることを実現するために暗躍したのではないかと考えます。



 そのあたりは「滅亡のシナリオ」(川尻徹著、祥伝社NONブックス)に詳しいので、もし興味を覚えた方は一読ください。ブログでは紙面が限られているので先を急ぎます。



 ヒトラーの根本思想は「人類は生成途上の神である」という言葉に集約されると思います。そのために人類は今の状態から進化しなければいけない。



 ところでヒトラーは、ダンチヒ農業同盟議長ラウシュニングとの間に面白い会話を交わしています。

ヒ「この人類の進化の過程を政治手段によって促進できるとは思わないかね?」

ラ「超人を栽培によってつくりだすことはできません。しかし厳密に言って栽培とは何でしょうか?淘汰に他なりません。我々農業経営者は結局これのみを行っているのです。
 科学的に言い換えるなら優勢の純血種をみつけだし繁殖させること。とすれば、ある政治制度が人間に対して淘汰の手続きを取ることも可能でしょう。」


 どうでしょうか?ヒトラーはラウシュニングの返答に我が意を得たりと頷いたといいます。後世の我々なら理解できるでしょうが、これこそアーリア人純血主義、そしてユダヤ人排斥につながる悪魔の思想の出発点でした。

 世界史上の狂気といえるユダヤ人大虐殺も、国民の不満をそらせるという単純な理由ではなく超人に進化するための人体実験、劣等人種と彼らが考えたユダヤ人の撲滅というおぞましい目的が見えてきます。



 またナチスが、世界各地の古代遺跡に調査団を派遣し失われた古代知識を追い求めたこともこれに繋がります。古代の叡智を手に入れることで超人を作り出そうとしていたのです。


 そして行きついた先がチベット密教のシャンバラ、ゲルマン神話のトゥーレーでした。ゲルマン神話では極北にある氷に覆われた常春の国、チベット密教では地下に存在する超人の住まう理想郷、一見何の共通点もない二つが一つの事実を現しているとしたら皆さんはどう考えますか?



 19世紀末から20世紀初頭にかけて一世を風靡した地球空洞説。現代地球物理学では完全否定されていますが、かっては大まじめに信じられていたのです。

【地球空洞説(ちきゅうくうどうせつ、hollow Earth theory)とは、我々の住むこの地球は、中身の詰まった球体ではなく、ゴムボールのように中空であるという考え方。これには球殻の内側の凹面は人間などの居住が可能だというアイデアを含んでいる。】(ウィキぺディアより)



 荒唐無稽と考えられていた地球空洞説ですが、実はアメリカでも探検家でもあったバード少将を中心に戦後大掛かりな調査がなされました。


 科学的に否定されたにもかかわらず、なぜナチスアメリカは地下の楽園を追い求めたのか?長い間私も疑問に思っていました。しかし飛鳥昭雄氏のある仮説を読んで衝撃を覚えました。

 「亜空間の謎と地球空洞論」 (ムー・スーパーミステリー・ブックス) で飛鳥氏はプラズマ理論によってこの謎を解き明かします。プラズマで覆われたどうしが重なった空間は、それぞれ別の空間として存在するといういわゆるハチソン効果仮説。実は以前紹介したフィラデルフィア実験の不可解な結果もこれで説明出るのです。アカデミックでは完全に黙殺されていますが、もしこれを真実だと仮定したときだけ、ナチスアメリカの姿勢が納得できるのです。


 地球上でもっともプラズマが集まる場所は両極です。飛鳥仮説では莫大なプラズマエネルギーが集まることによって地球の内部に亜空間ができ、そのなかに地球内に次元を異にして存在する小天体アウザルがあるというものですが、私には真偽の判定はできません。詳しくは飛鳥氏の著作を参照ください。



 本稿では、一応真実と仮定して話を進めます。アトランティス人が地球での大災厄を逃れ、持てる科学力を結集して地球内天体アウザルの逃れたという事実がトゥーレーやシャンバラの伝説になったのだと考えられないでしょうか?


 ヒトラーは世界の古代遺跡を調査することによりアウザルの真実を知ったのだと思います。それが最終的にはUFO開発につながったのでしょう。


 ではヒトラーは何故アトランティスから得た超科学を今度の戦争に利用しなかったのか?という疑問は当然上がってきます。しかし、第二次世界大戦はあくまで通過点に過ぎなかった。ヒトラーは最終目的のためにあえて敗北を選択し、秘かに南極に築いた第四帝国でUFOを完成させ、再登場の時期を待っている。それが黙示録にプログラムされた歴史だから。とすればどうでしょう?納得はできませんが、戦慄すべき陰謀が浮かび上がっては来ませんか?

 そしてこれには米ロも一枚噛んでいる、…恐ろしいですね!詳しくは次章の「ヒトラーとダブル(影武者)の謎」以降で解きほぐすことにいたしましょう。