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アサシンクリードシンジケート

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 最新作『アサシンクリードオデッセイ』が発売されたばかりなのに、なぜ旧作シンジケートをご紹介するかと言えば、オデッセイ発売までの時間つなぎにシンジケートを買ったというわけなんです。

 あまり期待していなかったんですが、いざ始めると面白い!舞台はヴィクトリア朝期(1868年)のイギリス、ロンドン。主人公はエビィとジェイコブの双子のフライ姉弟。沈着冷静なエビィと猪突猛進型のジェイコブ、二人の主人公を交互に操るのもユニークなら、アサクリシリーズ恒例の歴史上の人物が登場するのも世界史ファンにはたまりません。

 二都物語ディケンズ、進化論のダーウィン資本論マルクス赤十字創始者ナイチンゲールなど誰でも知っている学者・文化人はもとより保守党党首ディズレーリ(+妻)、自由党党首グラッドストーン(+妻)といったヴィクトリア朝期に激しく政権を争った大物政治家も登場します。そればかりかなんとヴィクトリア女王まで!!!

 特にディズレーリ夫人は、とても面白い性格でジェイコブは振り回されます。「貧民街が見たい!」とかとんでもない依頼をしてきたときは参った。能天気な夫人に襲い掛かる暴漢を退治するのにへとへとになりましたよ。でも憎めないんですよね、この人。ラスト間際、ヴィクトリア女王に引き合わせたのもディズレーリ夫人だし。

 19世紀のロンドンを忠実に再現しているところも良い!物語は恒例のアサシン教団の主人公とテンプル騎士団との戦いですが、今回テンプル騎士団が狙っているのはエデンの布という古代の叡智。これがとんでもない代物で、これを着ていればどんな傷でも分子レベルで急速に治癒するというオーバーテクノロジーなんです。ユニティの雷光剣に勝るとも劣らない凄い宝物がバッキンガム宮殿の地下に眠っているというから驚きでした。

 テンプル騎士団は、どの作品でも強大な敵ですがシンジケートでは政界、財界にも影響力を持つ巨大組織でした。ディズレーリが就任する前の首相ダービー伯爵ですらテンプル騎士団幹部なんですから良く勝てたなとゲームクリアした後も考え込みました。

 このゲームの良い所は、誰でもレベルアップさえきちんとしていたらクリアできること。ロンドンの7つのエリアをギャングから取り戻し、本編をシークエンス9まで進めれば、最高レベルの10まで達するはず。これでゲーム上最強のピストルM1868を手に入れられます。ククリ刀も最強の伝説のアサシンククリ、防具は二人それぞれ違いますが、通常プレイ時はステルス強化、銃撃強化(ジェイコブの場合)、ラストバトルでは近接防御アップの防具が良いでしょう。

 ラスボス戦も、アサクリシリーズでは難易度低いので楽しかった!レーザーのカーテン?に接してもヒットポイントちょっと削られるくらいで一撃死はしませんからね。ストーリーも分かりやすく、最後は舞踏会でヴィクトリア女王はじめイギリス要人を皆殺ししようとするテンプル騎士団のボス、クロフォードの野望を打ち砕くという熱い展開は必見。

 エピローグもいい!ジェイコブ、エビィ、そしてエビィの恋人ヘンリーの三人がヴィクトリア女王から騎士に叙任されイギリス最高位の勲章であるガーター勲章まで貰います。おそらくここまで出世したアサクリ主人公は初でしょう。まあ確かに女王の命を救ったというのは国家的功績ですからね。


 シンジケートは、オリジンズ、ユニティと並ぶアサクリシリーズの傑作でした。歴史好きの方にぜひ遊んでもらいたいゲームです。アクション苦手な方でもクリアできる難易度だと思いますので、お勧めです!