鳳山雑記帳はてなブログ

ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

アサシンクリードオデッセイ

イメージ 1

 舞台はペロポネソス戦争(紀元前431年~紀元前404年)時代のギリシャ。当時の二大覇権国アテナイとスパルタの抗争を背景にスパルタ出身の主人公がコスモス教団の野望を砕くというのがストーリーの核です。アサクリシリーズは古代の叡智を手に入れ世界の支配をもくろむテンプル騎士団と、それを阻止しようとするアサシン教団との戦いがテーマですが、もはやそんな設定は飛んでしまってます(苦笑)。無理にアサクリシリーズにしなくても良かったのでは?と個人的には思います。

 まあゲームとしては操作性も良く、難易度もそこそこでとても遊びやすいゲームでした。私は歴史好きなので、アテナイの英雄ペリクレスや歴史家ヘロドトス、哲学者ソクラテスが出てきただけで満足です。テンプル騎士団の前身?のコスモス教団はアテナイやスパルタの中枢部にも入り込んでいるのでアテナイやスパルタと時によって対立しなければならない展開は辛かった。

 特に戦争中アテナイに疫病が流行って開城するとき、病死(ゲーム上では瀕死の状態でコスモス教団に暗殺される)したペリクレスからソクラテスヘロドトスと共にアテナイの未来を託されたのに、その後主にアテナイ側と戦闘しなければならなくなった展開は苦痛でした。まあペリクレスの政敵で彼の死後アテナイの実権を握った奴がコスモス教団の大幹部だったので、心を鬼にしてアテナイ兵を殺しましたが…。

 で色々あって端折りますが(笑)、コスモス教団の最高幹部で今回の混乱の大本が生き別れの自分の妹(あるいは弟。主人公選択で変わる)だったのには笑った。何でも主人公一族はエデンの秘宝を動かす特殊な能力をもっているとかでその血が欲しかったから教団が誘拐しただのなんだの、そんなの知ったことかと呆れました。

 ラストバトルの相手はこの妹か弟。しかも本編中のフラグの立て方次第では戦闘しなくて済む家族団らんの和解モードになるって話だけど、強くてニューゲームもなく取り返しのつかない選択をした後この事実を知り茫然自失となりました。ただ、ペリクレス暗殺の実行犯がこの妹か弟なので、兄弟であろうと許すつもりは毛頭ありませんがね。

 私はフォールアウト4でも、散々悪事を働いたインステチュードの指導者ファーザーが生き別れの自分の息子ショーンだと知った後も、製造物責任を考え彼を許さずにショットガンでハチの巣にして処刑したくらいです。こんな屑(しかも自分の息子!!!)に操られていたサイコパスケロッグが哀れでなりません。最愛の妻を殺された主人公に犯人ケロッグがわざと殺されるよう仕向けたファーザーの傲慢さも許せませんでした。自分の母の仇ですよケロッグは。なぜこんな男をいつまでも使い続けたのか?時間軸は冷凍睡眠で大混乱に陥るのでフォールアウト4をしていない方には理解できないでしょうが…。

 ともかく、悪の権化と化した自分の妹(あるいは弟)と何事もなかったのように和解して家族団らんで終わるエンディングがグッドエンドのはずは絶対にない。むしろこのラスボスを殺してギリシャ世界を混乱から救う選択こそ真のグッドエンディングだと私は思います。

 とにかくゲームとしての完成度は高いし、とても面白いので最近PS4で遊ぶゲームがないとお嘆きの貴方にはお勧めします♪