それでも牝馬三冠馬で今年もドバイシーマクラシック快勝で復調の兆しを見せた女傑ジェンテルドンナ、近走駄目駄目でもGⅠを4勝もして復活が期待されるゴールドシップ、永遠のシルバーコレクターながら去年の有馬ではゴールドシップと決定的な力の差を見せたウインバリアシオン、底を見せていないメイショウマンボなど役者は揃いました。
それにしても今回は難しい。一番の悩みどころはゴールドシップの取捨。専門誌やスポーツ紙ではゴールドシップの評価が高いようですが私は疑問を持っています。まず去年の有馬の負け方が勝ったオルフェーヴルに対しては仕方ないにしても2着のウインバリアシオンにさえ完全に力負けだったことです。今年も阪神大賞典GⅡこそ勝ったもののメンバー的にはイマイチ感が拭えません。前走の天皇賞春も完敗だったし。
去年が宝塚記念で復活したので、阪神得意のシップに期待が集まってるんでしょうが私の評価は終わった馬。といってもグランプリボスのように奇跡の復活がないわけじゃないので断言はできませんが。積極的には買いたくないですね。
気になるのがジェンテルドンナの評価の低さ。実績は断然なのに去年の不可解な負け方が影響してるんでしょうかね？休養明けの成績も悪いし阪神実績もないしとマイナス材料ばかり。ただね調べてみると不得意なはずの阪神でも勝率6割はあるんですよね。阪神で行われた桜花賞も勝ってるわけだし。
セオリーから言えば安定した走りのウインバリアシオンを軸にすべきでしょうが、私はあえてジェンテルドンナと心中します。左回りでハイパフォーマンスを見せる同馬ですが、右回りでしかも小回りのトリッキーな阪神コースも絶対に駄目というわけではありません。
対抗は、ウインバリアシオン。ゴールドシップは来ないと見て切ります。その他成長著しいホッコーブレーヴ、安田記念の夢よもう一度とばかりトーセンジョーダン、忘れたころにやってくる影の実力馬デニムアンドルビー、侮ると痛い目に遭う大魔神ヴィルシーナに流します。
纏めると
◎ジェンテルドンナ
今年は奇跡的に馬券の調子が良いので春の最後は冒険してみようと思う今日この頃（爆）。これほど調子良い春のGⅠシーズンはありません。安田記念も取ったし…。春の勝ち分でずーっと秋均等買いしても負けないという異常さ。生れてはじめてかも？まあ去年までが酷すぎましたからね。たまにはこういう年があっても許されるでしょう（笑）。
