そして、新しく渡り鳥が誕生した。彼女の名はヴァージニア・マックスウェル。裕福な家庭に育つも、10年前に失踪した父を追うように、渡り鳥となる道を選んだのだった。
荒野は強き者のみが生き残れる世界、その現実に戸惑いながらも、理想と信念を貫くことを彼女は誓う。
- ウィキペディアより -
今回のテーマは「父娘の愛」です。10年前に失踪した父を捜し、父の教えてくれた2丁拳銃の射撃の腕を頼りに荒野を生き抜く少女、ヴァージニア。懐かしの漫画「アリサ」のような設定には燃えますね!
剣と魔法の世界が当たり前のRPGで、開拓時代の西部を思わせるような世界観は秀逸です。主人公たちの武器がすべて銃器なのもいい!
ジェットはサブマシンガン
クライヴはライフル
ギャロウズはショットガン
と、戦闘シーンのアクションでも楽しませてくれます。武器を買い換えるんじゃなくて、お金をかけて改造してパワーアップするシステムも私好みです。
そうです1で出てきた敵ですね!しかし、今度のジークフリードはカッコ悪いです。なんだかボテボテして1のスマートでカッコイイ雄姿の面影はどこにもありません(涙)。ポリゴンのデザイン失敗した?
7人委員会とヴァージニアの父との関わり、死んだはずの父はなぜ娘の前に姿を現したか?
謎が謎を呼ぶ展開は、シリーズでも屈指です。ストーリー的には1よりもこっちがいいかも?
あんまり書くとネタばれなんで控えますが、あっと驚く父ウェルナーの正体、そして世界と人々の思い出を救うために父と父の記憶を犠牲にする覚悟を決めたヴァージニア。
「私とともに魔界柱の中枢を撃て」と叫ぶウェルナー。涙を流し歯を食いしばりながら引き金を引く娘。このゲーム屈指の名シーンです。私も涙なくしては画面を見れませんでした。
ラストーシーンもいい。このシリーズはみんなラストシーンがいいんです!ただのお涙ちょうだいじゃなくハッピーエンドでもなく、それでもこのゲームらしいと思えるラストシーン。
いや、買って良かったと思えるゲームでした!(笑)