鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ワイルドアームズ

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大昔に全滅したと思われていた魔族が復活し、滅ぼされようとしつつある惑星ファルガイアを守るために、ロディ、ザック、セシリアの3人が魔族と戦う物語。
ゲームの舞台はファルガイアという荒廃しつつある世界であり、キーワードとして魔族、ガーディアン、ゴーレム、「渡り鳥」という名の冒険者達、ARM等が挙げられる。とある村で働いているロディ、遺跡を探索するザック、寄宿学校で目覚めるセシリア。それぞれが送る日常に訪れたある一日から物語は始まる。


 
                              - ウィキペディアより -
 
 はっきりいって神ゲーです。最近面白いゲームがなくて昔のプレイステーションのゲームを遊んでいるんですが、久々にプレイしたのも関わらず不覚にも涙をこぼしてしまいました(苦笑)。
 
 おそらく私が遊んだRPGでは最高峰です。画面は昔のゲームなので今の基準でみれば粗が目立ちますが、そんなことが吹っ飛ぶくらいの面白さと重厚なストーリーを持っています。
 
 特に三人の主人公の生い立ちがドラマチックですね。古代に失われた技術であるARM(アーム、銃のようなもの)の使い手、ロディの出生の謎。皮肉屋で飄々としているザックの過去の悲劇、三人の中では一番分かりやすいアーデルハイドの公女セシリアも心の葛藤を抱えています。
 
 敵である魔族もカッコイイです!特に最高幹部のナイトクォーターズは王道ですが個性豊かな面々です。
 
 リーダーのジークフリードは、魔槍グラムザンバーを使う機械の騎士。
 
 卑劣な策略を使うアルハザード
 
 騎士道を重んじる斬り姫、レディ・ハーケン。
 
 筋肉馬鹿のベルセルク
 
 特にザックとレディ・ハーケンの因縁、エピソードは泣かせます。私はこれのためにドラマCDまで買ったくらいのはまりようでした(爆)。
 
 
 そのほかイレギュラーメンバーとして、処刑人ブーメラン、お笑い担当ゼットもいます。ゼットはFF5で言うところのギルガメシュのような存在かな?(笑)
 
 魔族の大ボス、マザーは夢に出るくらい怖いです。あれはトラウマになりますよ。不気味な笑い声が頭から離れないくらいですから。
 
 
 非常に面白いんですが難点が一つ。ダンジョンのトラップが陰険で攻略本なしではクリアは難しいかもしれません。頭の体操と割り切って遊ぶのもありですが…。
 
 
 このゲーム一番のお勧めはエピローグ。ちょっと微笑ましいシーンもあるハッピーエンドです。日常がつまらないとお嘆きのあなた、冒険へと旅立ってみませんか?(笑)
 
 
 ただし古いプレイステーション版がお勧め。リメイクしたPS2版のアルターコードFはキャラクターボイスが付いて画面が綺麗になった半面、難易度が大幅に低下したそうです。
 
 
 
 
 
 
 
追伸: もしこれからゲームをする人(いるのか?)がいたら忠告。最後のダンジョンでジークフリード、そして真マザーを倒しても安心してはいけません。帰りの軌道エレベーターに乗る前に回復をきちんとしておくこと。でないと大変なことになります。
 
 亜空間で最後の一戦闘がありますから。マザーに取り込まれ体内から喰らわれたジークが、亜空間でマザーを振りほどき最後の戦いを仕掛けてきます。これに勝ってやっと終わりです。私などは瀕死の重傷でマザー戦を終え安心して帰っている途中でこの戦闘がはじまりあっさり全滅した苦い経験があります。