鳳山雑記帳はてなブログ

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アーセナルオブデモクラシー  イギリスリプレイ⑤最終回

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 1945年ソ連降伏時点でのアジア情勢を見てみましょう。
 
 日本は支那事変を勝利し傀儡政権(汪兆銘政府?)を樹立しています。アメリカと戦争状態にあるもむしろ押し気味。ミッドウェー島を占領するほどです。フィリピン、蘭印、仏印を完全占領しタイも属国化しています。中央アジアにおいてもシンチャン(新疆)に傀儡政権を樹立し、カシュガルを占領している我が英印軍と対峙しています。ビルマ国境には数十個師団が集結中。マレー半島シンガポールを除き完全に日本が制圧しています。
 
 さらにソ連の弱体化から、宣戦布告し沿海州を完全占領。ザバイカルの重要都市チタを窺う勢いです。
 
 この状況から見ると、日本はソ連以上の強敵になっているようです。陸軍師団数だけでも約150個師団+傀儡中華民国軍300個師団、満州軍30個師団、その他20個師団ほど。
 
 おそらく日本近海の制海権は奪えなさそうですので、まず陸路から中国大陸進出、最後に日本本土上陸という作戦を練ります。
 
 この日のために整備した空母機動部隊がやっと日の目を見ます(涙)。正規空母24、重巡18、駆逐艦48が三つの任務群にわかれて英東洋艦隊の母港コロンボに到着しました。念のためにそれと同等の地中海艦隊、本国艦隊を加え、東洋艦隊と合わせロイヤルネイビーの総力を挙げた布陣です。
 
 陸軍の作戦は、シベリアから満州になだれ込む東部軍集団(50個師団)、トルキスタンから中国大陸に攻め込む中央軍集団(50個師団)、ビルマから雲南マレー半島に向かう南部軍集団(50個師団)の三つの攻勢軸を考えました。
 
 連合国もアメリカ軍、フランス軍が南部の戦いに加わる予定です。
 
 作戦開始は、軍隊の輸送準備のため1946年春と定めました。なんか1945年ごろにイベントでチャーチル内閣が倒れアトリーに変わった気がしますが、脳内ではまだチャーチル政権が続いていることにします(笑)。だってあんた、ドイツとソ連の二大強国を倒した国民的英雄ですよ。それぐらい優遇されてしかるべきでしょ?
 
 
 なんか最後の敵が日本というのも複雑な気がしますが(苦笑)、史実以上の強国になった日本なら相手にとって不足なし!
 
 東部戦線は、最も機甲部隊が能力を発揮しやすい戦場(大平原)だったためか順調に推移し満州朝鮮半島を占領します。釜山は日本侵攻作戦のために早速インフラ整備、海軍基地拡張を始めます。
 
 中央戦線も、タクラマカン砂漠で進撃に手間取りはしたものの無事突破し、甘粛省に入りました。ちょうどそのころ本国では待望のセンチュリオン戦車の開発が完了。ぼつぼつ前線に届き始める頃です。
 
 英軍は補給線の構築に最大の注意を払い、インドのゴアを一大補給センターとして中央アジアビルマ方面へ補給物資を続々と送り出しています。それというのも、こうなるのを見越してゴアから北上しデリー、ラホールを通って中央アジアに抜ける南北ルート、同じくゴアからデカン高原カルカッタダッカインパールマンダレーを通って雲南国境にぬける東西ルートを早くから整備していたからです。
 
 先見の明!先見の明!(爆)
 
 南部戦線はいけませんな。日本もこの方面を最重要と考えたらしく精鋭の歩兵師団を中心に100個師団を集めている模様。数で劣る英軍は防戦が精いっぱい。戦線は膠着しました。
 
 それでも大陸の戦況が予想外に好転し、満州方面から攻め込んだ部隊と、タクラマカン越えの部隊が内モンゴルで握手した頃から、敵の抵抗はめっきり弱くなりました。
 
 そのまま面で押すように成都重慶西安、洛陽と占領し、中華民国軍を首都南京に押し込めます。確認はしてませんが、おそらく前線部隊にセンチュリオンが配備され出したのでしょう。日本はせいぜい四式か五式戦車。陸戦での勝負はありました。
 
 東部軍と中央軍が南京を陥落させた頃、南部戦線も動き出します。アメリカ軍の大部隊がやっと仏印に上陸、占領地を拡大し始めます。それにフランス軍も到着し合わせて100個師団という大軍に膨れ上がりました。これがビルマ国境の英軍と共同して日本軍を挟み撃ちにしたからたまりません。
 
 雲南からも押し出されて日本軍はしだいにマレー半島に追いつめられます。これをマレー半島で唯一残っていたシンガポールから上陸した我が騎兵師団と挟撃、日本軍はついに壊滅しました。確認したら70個師団いたようですから恐ろしいです。
 
 しかし日本人としては複雑な心境ですな。まあゲームですから大目に見てください(汗)。
 
 
 そして1949年連合軍は香港と釜山に集結、大戦を終わらせるため日本本土上陸作戦を敢行します。しかし日本軍の強さは伊達ではなかった!日本にはまともな海軍力は残っていないだろうと甘く見て、空母機動部隊は整備のために下げていたんですが、これが裏目に出ました。
 
 4つの輸送艦隊で合計48個師団という大軍を送り出したところ、東シナ海日本海と二度も日本艦隊に捕捉され合計10個師団ほどが海の藻屑と消えました。(人間魚雷回天?)しかし大きな犠牲を払いながらも遮二無二中国地方に上陸成功(多分島根の海岸?)、そのまま九州、四国、近畿地方になだれ込みます。
 
 激しい本土決戦の末、文字通り刀尽き矢折れた日本は数か月の戦いで降伏。
 
 こうして我が大英帝国ユーラシア大陸の覇者として世界史に燦然と輝くこととなるのです。
 
 
 
 
 ところで大戦に参加せず穴熊戦法のイタリアですが、地道に連合国を諜報で痛ぶっていたようです。他にすることないからなあ(苦笑)。これにキレた(らしい)フランスがイタリア国境に大軍を集結していますから間もなく宣戦布告されるでしょう。
 
 まあ、英国は陸軍を送ることはありませんが地中海艦隊を派遣して側面からサポートしてやろうかと思っています(笑)。
 
 
 それにしても普段は枢軸陣営しか選ばないんですが、たまに変わった趣向もいいですね。新鮮な感じがします。しかしイギリスの技術陣は卑怯だわ。あの能力は日本などから見るとかなりチートに近いよ。
 
 
 それでも国そのものがチートであるアメリカを選択することはないと思いますが。あれは絶対負けないのでちっとも面白くない(苦笑)。