以前ベルウィックサーガを紹介したので、その本編とも言うべき「ティアリングサーガ」を紹介します。
ファミコン~スーパーファミコンで「ファイアーエムブレム」を作ったスタッフが退社して独自ブランドとして作ったティアリングサーガシリーズ。はじめ「エムブレムサーガ」として売りだそうとして任天堂と裁判になり敗訴したためこの名前になったそうですが、確かに任天堂がクレームを入れた通りまんまファイアーエムブレムです(苦笑)。
どんなストーリーかというと
『物語の舞台は島大陸リーベリア。リーベリアを長きに渡って治めていたサリア・レダ・カナン・リーヴェの四王国は邪神崇拝を旨とするゾーア帝国に滅ぼされ、暗黒の時代に突入しようとしていた。
リーヴェ王国を構成していた4公国のひとつ、ラゼリア公国大公グラムドの息子・リュナン公子は、帝国軍の猛攻に国を追われ、父のかつての盟友であるヴァルス提督が支配する港町グラナダに逃れた。そこで提督と彼の息子であり親友でもあるホームズとともに帝国軍相手に抗戦し続けたリュナンはこの攻防によって「グラナダの英雄」と呼ばれるようになる。しかし一年後、帝国軍によりグラナダも陥落し、ホームズと共に僅かな手勢を引き連れ、大陸の南に位置する島を領土とする新興国・ウエルト王国に向けて脱出することとなる。
かの王国の助力を得、再び帝国に立ち向かうリュナン・ホームズの長きに亘る戦いとその陰に蠢く邪神復活の陰謀を壮大なスケールで描く。』(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
まあ、今回中古で1380円で買ったのでやってみたんですが、システムはさすがこ慣れてますな。違和感なく遊べました。
ただ難点を上げればストーリーがごちゃついている感じがします。唐突に新しいキャラが出てきて強引にストーリーを進められてもプレーヤーは戸惑うばかりです。この程度のストーリーだったら不必要なキャラを削れるのではと愚考する次第です(笑)。
2作目のベルウィックサーガはおそらくこの作品の反省を込めて作られているのか、ストーリーは骨太でしっかりしていましたね。話的には私はベルウィックサーガに軍配をあげます。
ただ、主人公二人のパーティで交互に物語を進めるシステムは懐かしのファイアーエムブレム外伝っぽくて好感が持てました。
まあ王道ストーリーなんでその点は今後プレイする人(いるのか?爆)はご安心ください。
私の評価は、5段階で4くらいかな?ちょっと甘すぎるけどこのシリーズ好きなんでかなり贔屓してます(爆)。