鳳山雑記帳はてなブログ

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『クロノトリガー』 スクエア時代の黒歴史?最高傑作?

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【ストーリー紹介】

クロノたちは偶然の事故から時間を移動する手段を発見し、時を越えて様々な時代を行き来する中で、自分達に降りかかる問題を解決していく。やがて荒廃した時代に行き着いた主人公達は、そこが謎の生命体「ラヴォス」によって滅亡した自分たちの未来であることを知る。クロノたちは失意に陥るものの諦めず、ラヴォスの出現した原因を突き止めて未来を救う事を決意する。

時代を巡るうちに、ラヴォスとは、中世時代の魔王が人類殲滅のために創造した存在であることが判明する。魔王に対抗できる勇者の力を目覚めさせ、魔王を倒すことは出来たものの、実際は魔王はラヴォスを創造したのではなく時空の彼方から召喚したに過ぎず、またもやラヴォスの正体は霧の向こうに消える。次に行き着いた原始時代では、恐竜人と原始人の生存を掛けた戦いが行われていた。クロノたちの活躍により、戦いは原始人の勝利で終わる。

しかしその時、天に輝く赤い星が近づいてくる。そこで原始人であるエイラのつぶやいた言葉「ラヴォス」にクロノたちは驚愕する。「ラヴォス」とは原始人の言葉で「巨大な火」の意味。別の惑星から地球へやってきた異星知性体、それがラヴォスだったのだ。クロノたちは、人々が魔法を利用していた時代におもむき、ラヴォスの力を手に入れんとする者の野望を止めようとする。しかしラヴォスの力は強大無比で、戦いの中でクロノが消滅してしまう。悲しみに暮れる仲間たちであったが、時の賢者ハッシュが持っていた「時の卵」クロノトリガーの力を借り、クロノは仲間達の元に戻ることに成功する。

そしてクロノたちは、ラヴォスとの最終決戦に挑む。

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 製作総指揮:坂口博信
 キャラクターデザイン:鳥山明
 シナリオ:堀井雄二

 ゲーム界のビッグ3が結集した、今となってはありえないほどの豪華メンバーで創られたロールプレイングゲーム。過去・現在・未来をまたにかけたスケールの大きさ、練りに練られたシナリオ、秀逸なゲームシステムとどれをとっても完成度が高く、私などは5~6回はプレイしたほどです。

 今回も久しぶりに遊びましたが、何回やっても面白さは変わりませんでした。スクエアのゲームではロマサガシリーズと並んで1、2を争う傑作だと思います。

 音楽もいい!特に魔法王国ジールのシーンは、ゲームを休めてしばらく聞きほれたくらいです。

 そして、ラスボスである『ラヴォス』との戦い。堅い外殻を破り本体の殻を破ると出てくるその正体。ある意味今までの常識を覆すものでした。それに気付かないと延々と不毛なバトルをし続けないといけません。

 しかし、ラヴォスは星に寄生し、その星のあらゆる遺伝データを吸収し肥え太って、最後はその星を滅ぼし破壊する恐ろしい存在でした。その最終形態があれなのでしょう。考えたら納得です。

 エンディングもちょと泣かせます。今感動の余韻に浸って書いていますが、一つだけ疑問があります。サラ王女は生きているのか?死んでいるのか?海底神殿でのあの状況では死んでいる可能性が高いのですが、ゲーム全体を貫くのは『サラ王女のこの星に対する思い』なので、どこかで生きている可能性も棄てがたいのです。


 マルチエンディングらしいので、魔王(=ジャキ)がサラと再会するエンディングもあるのかもしれません。


 それにしても名作です。何度遊んでも飽きません!