イギリス、TPP参加へ「太平洋と離れている?地理的制約は必要ない」
EU離脱したイギリスは、英連邦諸国との関係強化とともに日本へも接近しました。そしてTPP参加すら検討するという話。
ここにイギリスまで参加するとなると、おまけで英連邦諸国も加わるはずですから大きな経済圏ができます。すでにカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが加盟してますからハードルは低い。インド、南アフリカ、ナイジェリアなどが加われば非常に面白い。環太平洋だけでなく世界各地に広がる経済圏になるわけです。下手したらEUに不満を抱く国すらTPPに参加する可能性もあります。
今は海のものとも山のものとも分からないTPPですが、EUのような一つの経済圏として成長すれば関係各国の利害を調整する事務機関が必要になってきます。国連が完全に形骸化した今、経済で共通の利害を持つ国が集まれば新たな国際組織に発展します。
拡大TPP組織が形になるのは十年以上かかりそうですが、主導的立場の日本やイギリスは常任理事国になるでしょう。こうなると国連は全く意味をなさなくなる。アメリカもトランプ以後の政権は参加に舵を切らざるをえない。そしてこの組織に支那や韓国は最初からハブられている。
支那は一帯一路構想のAIIBを組織化するしかないんでしょうが、今ですら破綻寸前なのにいったいどうする気でしょう?TPPに韓国が入ってなかったことは本当に幸いでした。
あくまでも私の想像ですが、日本にとって有意義な形でTPPが発展してくれることを望みます。