鳳山雑記帳はてなブログ

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現代兵士の費用と徴兵制

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 この前の記事で現代の兵士は専門性が増すとともに金がかかりすぎて徴兵制では維持できなくなっていると書きました。

 私は歩兵装備に関して素人でして、どれくらいお金がかかるか知らなかったのでググってみました。すると米軍の場合兵士一人当たりの平均基本装備費用がなんと316万もかかるそうですね。米陸軍の師団数は現役11個師団。これが限界なんでしょう。20個師団とか30個師団だったら維持費だけで破産します。それでなくとも米軍の師団は戦時編制なのに。

 歩兵だけでなく、戦車や歩兵戦闘車自走砲攻撃ヘリ、汎用ヘリなど金食い虫は数多いですからね。

 一方、徴兵制の韓国の場合基本装備費用40万で済むそうです。それでも高額なのは確か。支那人民解放軍は12万4千円。ただ数が膨大なので近年では兵士数の削減が行われているそうです。

 世界各国の軍隊が徴兵制から志願兵制に移行しているのも納得します。


 ではなぜ韓国などが徴兵制を止めないかと言えば、過去記事でも書いた通り使い捨て兵士も必要だからです。韓国を例にとると実質二種類の兵士がいることになります。専門教育を受け高度な兵器を駆使するエリート兵。これらは貴重なのでなるだけ損耗を避けなければなりません。

 しかし、軍隊の仕事はどうしても危険な任務があります。例えば本隊撤退時の時間を稼ぐ陣地死守部隊。前線での歩哨。地雷原踏破要員。脆弱な補給部隊を守る警備部隊。どれも死傷する可能性が高い任務で、高価な専門兵を使いたくありません。教育にも莫大な金がかかっているわけですからね。

 こういった任務は、極論すれば誰でもできるので速成教育した徴兵された兵士を充てるのです。露骨にそうとは言いませんけどね。軍隊に一度入ってしまえば命令拒否はできません。軍法会議に掛けられ処罰されます。新兵訓練の時ジングルベルを拒否できないのと同様。在日諸君、徴兵制は大変だなwww

 韓国陸軍兵士の平均基本装備費用というのもあくまで平均で、エリート兵はそれよりもはるかに高く、使い捨ての徴兵兵士はもっと安いと思います。ボディアーマーとかサーマルスコープとか貰えないと思いますよ。日本の自衛隊ですらイラクPKO派遣でようやく歩兵装備が良くなったとか言われますしね。



 日本の反日パヨクが言う「徴兵制になる」という主張がいかに現実離れしているかこれで分かると思います。おそらく連中は国防についてまともに調べてもいないんでしょう。私利私欲のために国防を蔑ろにし、国民の命を政争の具にしようとしているのです。卑劣極まりない。本当に愚かな連中だと思います。心の底から今すぐ死んでほしい!!!