鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

たちかぜ型DDG

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 「あまつかぜ」に次ぐ第2世代のDDG(ミサイル護衛艦)。一番艦の「たちかぜ」は1976年竣工。ただ外見はあまつかぜの発展型というより「たかつき型DD」にスタンダードSAM関連を搭載したようなデザインになっています。
 
 主砲も当時の米海軍の標準砲であるMk 42 5インチ砲になりました。これは単装ながら毎分40発の発射速度を誇り対空射撃にも威力を発する優秀砲でしたが、実際の運用では給弾トラブルが発生しやすく毎分28発程度に抑えられていたそうです。
 
 この艦の肝ともいうべき艦対空ミサイルもRIM-66スタンダードになり防空能力も大幅に向上しました。
 
 もちろんアスロックSUM8連装発射機や3連装短魚雷発射管2基、20㎜CIWS2基も搭載していますが、やや対艦能力が非力なような気もします。ハープーンSSMが装備されたのは3番艦の「さわかぜ」(DDG‐170)かららしいのですが、その前の艦はその後改装したのかな?今手元の資料にないのでごめんなさい(苦笑)。
 
 DDGでハープーンが標準装備されたのは次の「はたかぜ型」からのようですね。
 
 
 まったく余談ですが、カバヤ食品の300円くらいのガムのおまけで付いてくるプラモデルに「たちかぜ型」がありましたね。今もあるのかな?この記事書いてたら無性に欲しくなってきました(爆)。明日ショッピングセンターに行ってみるかな?いや「はたかぜ型」だったかもしれない?