鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 (アメリカ)

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 実はイージスシステム搭載艦の中で一番好きな艦型です。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦に次ぐ第2世代のイージスシステム搭載艦として計画され、タイコンデロガ級を補完する目的で建造されます。
 
タイコンデロガ級の75%のコスト
VLS(垂直ミサイル発射装置)もタイコンデロガの122セルから90セル
③フェーズドアレイレーダーも軽量型のSPY-1D(SPY-1A/B)で艦橋に集中させ合理化軽量化を図る
 
などをコンセプトに設計されました。だからといって能力がタイコンデロガの75%になったかというとそうでもないみたいです。日本のこんごう・あたご型、韓国の世宗大王級がこれをベースにしたことからも分かる通り、イージスシステム搭載のミサイル駆逐艦として一種の完成形だったのではないでしょうか。
 
 ただタイコンデロガ級アーレイ・バーク級は目的が違うという指摘もあります。空母打撃群(2006年までは空母戦闘群と言った)の防空中核として、さらに巡洋艦としての指揮通信機能を重視したタイコンデロガ級に対し、アーレイ・バーク級はまず優秀なミサイル駆逐艦を目指したというところでしょうか。
 
 さらに設計が新しいためマストもステルス性を重視した設計になっています。2005年にスプルーアンス級が退役したため米海軍の駆逐艦アーレイ・バーク級のみになりました。
 
 現在66隻が就役、建造中ですが次のズムウォルト級ミサイル駆逐艦が3隻建造に削減され、タイコンデロガ級の後継CG(X)も計画中止になったためさらに建造数は増えそうです。
 
 
【性能諸元】
排水量 Flight I:8,315 トン(満載)
Flight II:8,400トン(満載)
Flight IIA:9,200トン(満載)
全長 Flights I , II:154 m Flight IIA:155 m
全幅 18 m
喫水 9.3 m
機関 COGAG方式,2軸推進(マスカー装置付き5枚スクリュー
LM2500 ガスタービンエンジン(108,000hp 75 MW) 4基
速力 最大30+ ノット(56+ km/h)
航続距離 20ノット:4,400 海里(37km/h:8,100 km)
乗員 士官23名、兵員300名
兵装 Mk 45 5インチ砲
※DDG-51 - 80ではmod 3型、81以降は mod 4型
1基
Mk.15 20ミリCIWS
※DDG-83、85以降は搭載せず
2基
Mk 41 mod 2 VLS (29+61セル)
※フライトI, II
Mk 41 mod 15 VLS(32+64セル)
※フライトIIA
スタンダードSM-2 SAM
スタンダードSM-3 ABM
ESSM 短SAM
VLA SUM
トマホーク SLCM
等を発射可能
2基
ハープーン SSM4連装発射筒
※フライトIIAでは搭載せず
2基
Mk.32 3連装短魚雷発射管 2基
艦載機 ヘリコプター1機着艦可能 (Flights I , II)
SH-60B LAMPSヘリコプター(Flight IIA) 2機
C4I USQ-112 JOTS[1] + IBS + NTDS mod.4/5[2]リンク 4A/11/14/16
Mk.7 AWSAN/SQQ-89
Mk 37 TWS+Mk 34 GWS
レーダー AN/SPY-1D 多機能レーダー(4面) 1基
SPS-67(V)3 対水上レーダー 1基
ソナー SQS-53C 艦首ソナー 1基
SQR-19B 曳航ソナー 1基
FCS Mk.99 mod.3 ミサイルFCS (SM-2用) 3基
SWG-3A TWCS (RGM-109用)
SWG-1 HSCLCS (RGM-84用)
Mk.160 砲FCS (Mk 45 5インチ砲用)
Mk.116 mod.7 水中FCS (VLA, 短魚雷用)
電子戦
対抗手段
AN/SLQ-32 電子戦装置
AN/SLQ-25 ニクシー魚雷装置
AN/SLQ-49囮装置
Mk 36 mod 12 SRBOC チャフフレア展開装置