鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

日本人は情報の大切さを全く理解していない!!!

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 日本人は先の戦争でなぜ負けたのでしょうか?物量の違い?兵器の性能?外交の失敗?それもたしかに一因ではあるでしょう。しかし最も大きな原因は情報の軽視だと私は思います。

 日本人が情報機関と聞いてます思い浮かべるのは要人暗殺、謀略工作くらいでしょう。確かにそれは要素の一つではありますが、それよりも最も大きな仕事は、敵国が今何を考えどういう意図で我が国に対しようとしているかということをあらゆるソースを使って分析し、その行動を高い確率で読み解くことです。

 情報機関はそのために存在すると言っても良いのです。確実な情報があれば外交戦略も軍事戦略も無駄なく遂行できます。

 しかるに日本では真の意味での情報機関が存在したことがないと言っても過言ではありません。あまりにも外交がお粗末であり、中国・韓国・北朝鮮などの反日国家に振り回されたばかりではありませんか!

 確固たる外交戦略もなく、行き当たりばったりで外国の顔色ばかりを窺う卑屈な外交しかできないのが現状です。このままでは日本は沈没してしまいますよ!!!


 それにくらべて中東の小国イスラエルの見事さはどうでしょう!人口にして20倍以上の敵国に周囲を囲まれながら4度の戦争に勝ち生き残ってきたではありませんか!

 イスラエルの置かれた状況は日本のような生易しいものではありません。敗戦=国家の滅亡という厳しさなんです。彼らがそれにもかかわらず生き延びてきたのはモサドを代表とする優秀な情報機関があったからです。

 最近私が読んだ「ザ・モサド」(デニス・アイゼンバーク他著、時事通信社)は、特に感銘を受けました。

 彼らは何よりもまず愛国者です。お国のためには自分の命さえ平気で捨てられる勇者です。そんな日本人が数多くいますか?崇高な使命感と高潔な人格を持ったエリ・コーエンに代表される世界一優秀なスパイたち、彼らの活躍には頭が下がります。

 もちろんモサドとて人間の集まりです。失敗もあります。ミュンヘン五輪におけるイスラエル選手団殺害事件など悔やんでも悔やみきれぬ失態でした。しかし、彼らは第3次中東戦争で敵の航空基地、配置、攻撃意図などを完璧に調べ上げ歴史に残る大勝利を演出したではありませんか!

 第4次中東戦争のアラブ側の奇襲もモサドは察知し、300回以上も警告を発していたと言います。しかし多くの勝利に慢心した軍部に握りつぶされ結局緒戦の敗北を招きました。

 悪いのは情報を握りつぶした軍の高官なのに、国民の非難はモサドに殺到しました。しかし彼らは言い訳など一切せず、黙々と自分たちの任務を遂行したのです。それは国を愛しているからこそできる行動でした。


 歴代モサド長官は首相や政府と対立することもありました。しかし彼らは特定の政党や政治家ではなく国家に属しているという強固な信念から、自分の主張を曲げませんでした。そして多くの場合政治家のほうが折れるというケースが多かったのです。


 日本人には危機意識がないのでしょうか?戦後アメリカが強いた敗戦国体制など打破すべきでしょう。死刑を最高刑とするスパイ防止法と、特定の政党ではなく国家に忠誠をしく情報機関の創設こそ急務だと思います。


 まずは、日本に潜入した特定アジアのスパイ、国内の協力者である売国奴をあぶり出し処刑すべきです。民主党社民党など国会議員が一人もいなくなるんじゃないですか?(嘲笑)自民党も半減したりして。

 日本場合は海外での活動より国内のスパイ組織壊滅こそ急務だと思います。あまりにも現状がひどすぎますから。


 それを考えると憲法9条こそ、諸悪の根源のような気がしてきました。あれこそ国を守る気概を失わせる亡国の条文です。侵略者には断固戦うという意志なくして国が守れますか?日本の周囲に善良な国など一つもないじゃないですか!


 国を守るのはいざとなったら戦うことも辞さずという意思です。これがあればそうそう侵略など受けません。ましてや侵略を受けても断固撥ね退けることができます!


 そのためには国民の意識が変わらなければいけません。イスラエル国民が感じている危機感は他人ごとではないんですよ。いま日本が抱えている危機もそれに勝るとも劣らない危機です!


 日本人の意識が変われるかどうか、それこそ日本が21世紀に生き残れるかどうかのカギだと思います。