鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

すべてが後手後手、事件が起こらないと動かない日本

【イスラム国殺害】日本版CIA(中央情報局)の設立を検討★2



 私の正直な感想を言わせていただくと「今頃ですか?」(呆)


 大東亜戦争の敗因の一つは情報の軽視でした。韓国ですら1961年にKCIA(大韓民国中央情報部)を作ってますよ。今まで無かったのは平和ボケ日本国民の危機意識のなさと無能政治家の怠慢でしょう。一応日本にも内閣調査室とか各自衛隊の情報部とかあるにはあるんですが規模も小さく権限もない。無いよりはましというところです。

 日本人は戦争が嫌いなんでしょ?だったら戦争の兆候をつかむのも情報だし、暴発を未然に防ぐのも情報機関の役目。何も謀略とか暗殺ばかりが情報部の仕事ではない。そもそも正しい情報がなかったら戦争はもちろんまともな外交もできませんよ。

 日本の外交がお粗末だったのは、独自の情報ルートも持たずこちらに情報は相手国に筒抜け。これじゃ勝てる戦争も勝てませんわな(呆)。私は憲法9条をはじめとする幻想的絶対平和主義がすべての諸悪の根源のような気がします。世界には善人などいません。すべてが悪と言っていい。各国は自国の国益を最優先に相手をいかに利用してやろうかという事ばかり考えています。正義など大義名分でしかない。戦後教育は歴史をまともに教えなかったから現実の厳しさを理解できない愚かな日本人しか作ってこなかったのです。

 世界の現実を知らない日本政府がいかに情報機関を作ってもろくなものにはならない気がします。世界最高峰の情報機関の一つと言われるイスラエルモサドを少しは見習ったらいい。あそこは愛国者しか採用しません。それも事前に徹底的に調査してこれはという人物しかスカウトしない。そして時には首相にすら真実を教えない事がある。信用出来ない者はたとえ首相でさえ情報をカットします。愛国度合い、信用度合いで教える情報を制限しています。もちろんそれは死を覚悟してのこと。彼らは国のためなら喜んで死ぬ事が出来ます。生半可な覚悟ではない。日本で言うなら民主党政権の時や福田(親子とも)、田中角栄売国奴や私利私欲に走る利権政治家には一切の重要な情報は教えず対立の姿勢すら示したでしょう。

 そこまで覚悟ができるのならおやりなさい。モサドの徹底的な愛国主義は時には世俗政治家の怒りに触れ厳しい処分を受けた事もあります。それでも屈せず自分が正しいと思った事は絶対に信念を守り通したからこそイスラエル国民はモサドに絶大な信頼を寄せているのです。そして国民の信頼があるモサドに対し政治家もいい加減な態度では接することはできません。モサドはお国のためなら、売国奴と認定した政治家は闇から闇に葬りますよ。ゆえに政治家も国民も覚悟が違う。それがイスラエルの強さだと私は思います。日本だったらおそらく国会議員の半数以上が原因不明の病死、交通事故、行方不明で物理的に消えるでしょうね。

 内部には鉄の規律、絶対的な愛国心、何ものにも揺るがない強固な信念、これがない情報機関は存在する意味がない。イスラエルは戦争に負ければ国が滅ぶ。日本政府と日本人はそこまで覚悟できるか?出来るのなら情報機関を作ればいい。それができずいつまでも平和ボケを続けるなら、無能な給料泥棒を増やすだけだから止めた方がいいでしょう。


 とはいえ、いきなりモサドのような優秀な情報機関を作れと言っても現実的には不可能。ただし理想の最終形はモサドを目指すという姿勢で作るべきでしょう。ただの無責任な思い付きなら止めてほしい。情報を舐めるなと言いたい。だいたい情報機関はスパイ防止法とセットでしょう。安倍政権の覚悟、しっかり見させていただきます。