鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

大海令 大日本帝国海軍の軌跡

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 私はもともとボードゲームの時代からシミュレーションゲーム大好きでして、特に第2次大戦ものは大好物なのでございます。

 で、この「大海令」20年近く前のPC9801のゲームなんですが、なにしろ謳い文句が空母機動部隊が、航空機がリアルタイムで動き敵を撃滅する(笑)なんてもんだからすぐ飛びつきました。

 すべてマウス一個で大艦隊や航空隊をコントロールできるという当時としては斬新なアートディンクの野心作です。とここでソフトハウス名を聞いてピンと来た人、あなたはゲーム通です。


 そう、このゲームリアルタイムで動くという面では凄いんですが、シミュレーションとしてみた場合リサーチが大甘なんですね。

 何が凄いってねえ、自分で部隊編制するんですけどね、制限がないんですよ。連合艦隊の全艦隊を1つの部隊に纏めることができるんですよ!

 そんなのってありえないでしょ?(爆)たとえばリアルさでは他の追随を許さない「太平洋戦記」シリーズでは1個艦隊に空母は6隻までって決まっているんです。なぜかというと無線封止の関係で手旗信号が届く範囲に展開しないといけないんで6隻が限界だそうなんです。全体でも2~30隻程度。

 それがこのゲームでは何十隻という大艦隊で、敵の小艦隊と当たることができるんですから有利この上ありません。


 シナリオ1の真珠湾攻撃ではそのありがたみが分かりませんが、最終面の硫黄島決戦ではその威力が十分発揮されます。日本中からかき集めた何百機という戦爆連合で硫黄島の飛行場を攻撃すると一瞬で決着がつきます。時間がかかるのは集めた部隊を編成コマンドで一つにまとめるところまで。

 この必勝法に気づくか気づかないかで、ゲームの難易度が変わります。私は始めて1分もかからないうちに気がつきました(笑)。


 それにしても関東の飛行場だけでまかないきれるのかな?その前に燃料はどうするの?なんて疑問は野暮です。ゲームなんだから。勝ちゃいいんです(きっぱり)。


 懐かしいゲームですね。ただ必勝法がアレなんで1~2回しか遊びませんでしたが(爆)。