鳳山雑記帳はてなブログ

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戦艦比叡、見つかって欲しくもあり、そっとして欲しくもあり

ソロモン海に沈んだ旧日本海軍の戦艦「比叡」を探索へ…「海でなくしたものは必ず見つけ出すべきだ」九工大教授!


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 私は日本の戦艦では金剛型が一番好きなんですよ。30ノットの高速と14インチ(35.6㎝)連装砲×4基の主砲。巡洋戦艦から始まり若干の改装を経て高速戦艦に生まれ変わる。大東亜戦争中最も艦齢の古い戦艦でありながら高速を生かし空母機動部隊の直掩艦、輸送船団の護衛、ソロモン海での夜戦など八面六臂の大活躍をしました。

 戦艦比叡は金剛型2番艦として竣工、一時は練習戦艦に格下げになるも戦争が始まって現役復帰。第3次ソロモン海戦で散った数奇な運命の戦艦です。


 ガダルカナル島とサボ島に挟まれた鉄底海峡じゃなくてサボ島の北側海域だからまだ見つかりやすいとは思いますが(鉄底海峡は無数の日米艦船の墓場で磁石が狂うほど)、あの辺りは戦死者の怨念が渦巻いてますから事故がないことを祈ります。

 バシー海峡を通過中米潜水艦の雷撃を受け沈んだ金剛、呉軍港の空襲で大破着底し戦後解体された榛名に比べると、戦いで散った比叡、霧島はまだ幸せだったかもしれませんね。