フィリピン沖で戦艦「山城」「扶桑」のほか駆逐艦「満潮」「山雲」「朝雲」も発見…近隣海底にもう一隻も!
パラワン水道を北上しシブヤン、サンベルナルジの海峡地帯を抜けレイテ島に向かう本隊(栗田艦隊)と別に、ミンダナオ島の西側からスールー海を通り南からレイテ島に接近した西村艦隊。第7艦隊のキンケイド中将はオルデンドルフ少将率いる戦艦6、重巡4、軽巡4、駆逐艦26、魚雷艇39という大艦隊で迎え撃たせました。
戦闘は夜戦で行われ、西村艦隊は巨大な敵を相手に全滅、スリガオ海峡に散ります。このあたり戦史に詳しい方の説明が分かりやすいとは思いますが、西村艦隊の艦艇群がスリガオ海峡近海で見つかったというのは感慨深いですね。
戦艦比叡の時にも書きましたが、見つかってほしくもありそっとして欲しくもあり複雑な心境です。残ったもう一隻が最上なのか時雨なのか?沈没した場所がはっきり分からないだけに気になります。