鳳山雑記帳はてなブログ

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連日、米朝戦争のシミュレーションが出てきますが…

「米朝軍事衝突なら朝鮮半島はほぼ壊滅する!」 元在韓米軍大尉が分析 ソウルは灰燼に帰す 日本にミサイル飛来も


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 今回は在韓米軍の退役陸軍大尉の展開予想です。

 この前の自衛隊の退役将軍の予想も、今回の米大尉の予想もそうですが真実を語ってませんね。ソウルで死者が出ても多くて1~2万人。下手したらもっと少ないかもしれません。

 というのはこれも米軍関係のシンクタンク予想なんですが、北朝鮮軍で38度線から40㎞圏内のソウルまで届く長距離砲は700門余り。ただし南進するときも支援火力が必要だから38度線の陣地には多くてもその8割くらい。実態は半数くらいか?

 意外と知られていないことですが、火砲は連続発射すると砲身が熱くなり長時間撃てない。加えて、発射したら火点がばれ反撃を受けるから1門につき3発が限界。奇襲的に撃ったら、すぐ引っ込めて陣地替えしないとやられます。

 重砲の移動は人力では無理で車両を使うから移動するたびに莫大なガソリンを喰う。ガソリンが極度に不足する北朝鮮軍は3発程度を撃ったらすぐ陣地ごと潰されます。最初から陣地移動すら考えていない可能性も?

 こういう点から、ソウルで死者が出ても数が知れている。開戦奇襲で米軍側が攻撃を始めたら最初に38度線の砲兵陣地を徹底的に叩くから反撃しても散発的な砲撃で済むのではないか?というのが米シンクタンクの予想です。

 私は、シンクタンク予想に賛同します。ただこうなるとアメリカが戦争に踏み切るハードルはかなり下がりますね。あとは大義名分だけ。グアム近海に北朝鮮ICBMをぶち込んでくれるだけでできます。ちょっと逸れてグアム島に直接被弾したらなお良し。

 これで良いことずくめかというとそうでもなく、日本が一番恐れなくてはならない北朝鮮の脅威は、ミサイルではなく日本に潜伏している工作員によるテロです。サリンとかVXを地下鉄でばら撒かれたら最低でも数万人規模の死者が出ます

 原発へのテロも怖い。トランプがヘタレて北朝鮮の核を容認したまま外交交渉に入るのも悪夢ですが、戦争が始まっても日本は多かれ少なかれ被害を受けます。ですから平和ボケはいい加減卒業し、危機感を持って行動しなければならないのです。

 この危機の乗り越えられるかどうか、これで日本の未来は決まると言っても過言ではありません!