文句言いながらも最終回くらいは見てやろうと思って見たんですが、一言で言うと酷い。万単位の戦のはずがすかすかの戦場。せっかく馬で家康を追っていたのに途中で馬から降りまんまと逃がす信繁。突撃シーンも散開しすぎ。戦国時代に真田隊だけ浸透戦術かよ？その割にボルトアクションライフルも分隊支援火器もなかったが（苦笑）。わざとギャグやってるのかと呆れました。天下人家康の本陣って手薄だよね。数十人もいなかった。普通三千から五千は本陣に居るでしょう？直轄領だけで400万石もあるんだから（呆）。
真田隊がいかに勇猛とはいえ簡単に接近を許す家康本陣。しかも2回！旗本八万騎はどうした？外様大名も譜代大名も大失態だぞ。改易ものだと思うけどね。あれだけ至近距離まで近づいた信繁も御託を並べてる暇があったらさっさと馬上筒撃てよ！確実に討ち取れたぞ。見た感じ、全部で数百人くらいの田舎合戦でしたな。数が少ない上に戦の描き方を知らないから根本的に駄目。戦国時代を全く理解できていない。脚本も演出も同じNHKの真田太平記を百回以上見直して一からやり直せ！（怒）
これならまだ真田太平記を一年間放送していた方が一億倍ましだった…。
場面の描き方も脚本もなっていない。話が飛びすぎて最終回というより総集編を見ているような気がしました。きりちゃんは、散々ネットで叩かれていたけど私は好きでしたよ。きりちゃんも尻切れトンボだったね。まず信繁の死をはっきり描かないからその時点で最悪なんだけど、信繁の死をちゃんと描いた後、愛する男の死を聞いて自害するか、尼になって信繁の菩提をともらうくらいしてほしかったね。
お兄ちゃんの信之、なんで本多正信と旅してるの？駄目でしょ？持ち場を離れた事がばれたら真田家は改易だぞ。せっかく息子たちが無能ながら頑張っているのに親父がぶちこわしてるよ（呆）。真田太平記の最終回はあれほど感動したのに、真田丸は同じ題材を描いたとは思えないくらい最低最悪でした。真田太平記では沈着冷静で頭が切れる信之だったけどね。
来年はおんな城主直虎、この前の井上真央が出てたやつ（名前すら忘れた 爆）より酷くなる事は確実だけど、今川義元役の春風亭昇太だけ期待します。彼はお城オタクだし戦国時代詳しいからね。それだけしか見どころなさそう。
今は虚脱感でいっぱいです。こんな屑みたいな作品、総集編はさらにひどくなりそう。NHKは時代劇止めてくれんかね？不快極まりない（怒）。
