鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

殺害写真の疑問

ショッキングなタイトルですが前記事の続きです。実際に写真を見られた方なら分かると思うんですが殺害された湯川氏の顔が全くやつれていない事に疑問を持たれた方も多かったはずです。拘束して半年近くにもなるのならやつれていて当然。あくまで、この写真が真実だと仮定しての話ですが、個人的な考えでは拘束後1カ月もしないうちに殺害された可能性が高いと考えます。

 すくなくとも殺害したのはイスラム国が発表した期限切れの昨日今日の話ではない。でないと一人だけ処刑してもう一人を生かすという選択肢は愚策以外の何ものでもないからです。殺すなら二人同時が鉄則。一人が殺されただけで日本の世論は激高するでしょう。まともな国なら。平和ボケの日本ですからどんな反応になるかは疑問ですが…。普通はこれで日本政府の対応は硬化する。そのうえで、ヨルダンで50人以上も無差別虐殺したテロリストの釈放を交換条件にする高飛車な要求などまともな政府なら飲めるはずもないし、日本政府がヨルダン政府に圧力をかけて釈放させたならそれこそよど号事件の時以上に世界中から非難轟々でしょう。

 身代金よりもさらに高いハードルです。凶悪犯の死刑囚を釈放すればまたどれほど多くの一般市民がテロで犠牲になるか分からない。残念ながらとても呑める条件ではない。日本政府は後藤氏の無条件釈放を求めるべき。釈放しなれば日本はテロとの戦いに本格介入すると宣言するのが筋。残念ながら後藤氏も無事に済むはずはありません。断腸の思いですが、卑劣なテロリストに屈するわけにはいかないのです。

 私はこれで平和ボケ日本人の目が覚めてくれればと祈らざるをえません。憲法9条が日本人の命を守ってくれましたか?話し合いで解決しましたか?現実は厳しい。力無い国の言い分など誰もまともに聞いてはくれません。日ごろ平和を訴える反日左翼が今回の事件で示した卑劣な態度・行動を見て分かったでしょう。奴らの言い分はすべて間違い。日本を貶めるために妨害工作をしているに過ぎません。

 これで集団的自衛権は言うに及ばず、憲法をまともなものに改正して日本を脅かす勢力(国、テロ組織)には断固たる報復ができる国に生まれ変わらなければなりません。そして日本国内にはびこる反日左翼勢力と在日勢力を叩き潰しまともな国にしなければ今後の厳しい国際情勢生き残ることはできないと思います。


 一方、日本政府は今回はたしてリアルタイムで人質二人の無事を確認出来ていたか非常に不安です。テレビに出てくる専門家と称する連中もことごとく判断を誤りました。特に軍事アナリスト黒井文太郎は酷かった。イスラム国は金が欲しいから人質は殺さないなどとまったく見当違いの事を言ってました。素人の私でさえ疑ったくらいでしたが結果的に大間違いだった事が発覚しました。しょせんこの程度なんですよ。日本政府もCIAやモサドのような情報機関がないからすべて現地協力者のまた聞き情報頼りでした。こんな体たらくでは海外邦人の生命を守ることなど絶対にできません。現地で指揮するのが外務副大臣中山泰秀って聞いた時何かの冗談かと疑ったくらいです。こんなヘタレに何ができるというのでしょうか?まだ城内の方がまし。

 安倍政権は後手後手に回ったような気がします。だからと言って反日左翼のように安倍政権を非難することはできない。スパイ防止法もなく情報機関もなかったらこれが限界でしょう。政治家にそれを求めてこなかった平和ボケの日本人に責任があると思いますよ。

 ですからまず日本国民が目覚めないといけないのです。今回の事件は不幸でしたが、これを機に日本がまともな国に生まれ変わらなかったらまったくの無駄死にです。日本国民の奮起を期待します。