鳳山雑記帳はてなブログ

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日本の対ロ外交は現実を見るべき

【ロシア】安倍首相 ロシアと平和条約を締結する考えを表明



 これはあくまで私の考えですが、おそらくロシアは日本が核武装でもしない限り北方領土を返すことはありますまい。譲歩の姿勢を見せているのは日本に餌をちらつかせて経済援助を引き出したいだけ。だいたい国際条約破り常習犯のロシアを信用できるはずはありません。

 まあ北方領土が返ってくる事は今の状況ではまったく実現性ゼロですから平和条約も締結することはないでしょう。国際政治は綺麗事では生き残れません。世界の歴史を見ていれば国家間の友好とか善意などというものが紙屑のように破られている現実を嫌というほど見る事が出来ます。その一番露骨な実例がロシア・ソ連の外交でした。少なくとも西側先進国はどんな悪辣な事を考えていても表面上は大義名分を掲げて行動してきました。その点ロシア人の方が素直だとも言えますが、世界史上一番の平和ボケは日本の政治家と日本人だとも言えますね。

 今、ロシアと仲良くするのは待った方がいいですよ。プーチンの自滅でロシアは孤立化の道を歩んでいます。最初は強気でしたがアメリカを中心とする西側諸国に真綿で首を絞められるように追い詰められています。これは支那も同様。日本の政治家やマスゴミは全く見えていませんが、見る人が見ればアメリカは第3次世界大戦の主敵を支那に定めてきているのが分かるはず。ロシアにとって理想的なのは、この戦争に中立を保って支那の敗北間近に宣戦布告して火事場泥棒をする事。

 ところが今の情勢ではそれも難しくなってきました。よほど綱渡り的な外交をしないとこんな狡猾な行動はできないでしょう。私は最終的にはロシアは支那と結ぶと思います。でなければ各個撃破され万に一つの勝ち目もありませんからね。

 実はロシア軍は、ソ連崩壊による軍備縮小で大規模な軍事侵攻できる力はありません。局地的な侵略はできてもアメリカとがっぷり四つに組んで世界中で同時に戦う力はないのです。これは支那人民解放軍も同様。彼らに勝ち目があるとしたら両国が組んで欧州とアジアで同時に行動を起こす事だけ。それもインドなどの中立が絶対条件ですから厳しい前提ではあります。

 平和ボケの日本人にはショックでしょうが、そう遠くない時期第3次世界大戦は起こると思います。日本が取るべき最善の策はアメリカ中心の多国籍軍に積極的に参加し勝利に貢献する事。そうすれば敗北したロシアから北方領土など簡単に取り返せます。ロシアが文句言ってきたら彼らの主張通り「戦争で得た領土だから返す道理はない」と冷たく言い放てばよいだけ。上手くいけば千島列島全土も戻ってくるかもしれませんよ。これは千島樺太交換条約というれっきとした国際条約で定められた領土ですので日本が領有するのは国際的に何ら問題ありません。

 理想的には、支那・ロシア同盟に韓国を追いやる事。間違っても西側連合軍に入れてはいけません。日本の自衛隊を後ろから撃つ可能性が高い。敵国はひとまとめにして叩くのが上策。日本と戦ってもいないのに戦勝国とほざく支那や韓国を完膚なきまでに叩き潰して敗戦国、戦犯国の悲哀を味あわせてやりましょう。未来永劫に。






追伸:
 ちなみにですが、もし第3次世界大戦が起こった時日本が中立を宣言することは自殺行為です。もっとも支那の最初の標的は日本なので始めから巻き込まれることは確実ですがね(苦笑)。戦争に貢献しない者が果実を得ることはできません。これは人類の歴史始まって以来の常識。

 日本にまともな外交とインテリジェンスがあれば韓国を支那陣営に追い込む方策に全力を尽くすはずなんですがね。そうすれば在日問題も一気に解決します。