鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

軍事知識がないとこういう嘘記事に簡単に騙されます

 
 
 まず最初に言っておく事は、731部隊に関しては共産党員の反日極左作家森村誠一の捏造であり細菌戦の人体実験や実戦テストを行っていたという証拠は全く見つかっていません。
 
 
 
 それもそのはず。731部隊とは正式名称関東軍防疫給水部本部のこと。防疫給水部という言葉は、戦史知識の無い方は聞きなれないと思いますが要は文字通り細菌感染などの感染症を防ぎ安全な飲料水などを確保する役割を持った部隊の事です。この類いの部隊は世界各国の軍隊(近代軍限定ですが…支那軍は持っていたかどうか疑問)に当然存在します。関東軍は師団や軍など実働部隊の上部組織なので直接それらの役割を行う訳ではなくもっと大きな見地から研究などを行い、もちろん細菌戦の研究もしていたとは思います。
 
 
 細菌攻撃を防ぐためには当然研究しておかなければ防衛できませんからね。軍の組織上生物化学兵器を開発し備蓄していたようなところはあったと思います。日本本土にある陸軍登戸研究所などはまさにそれでしょう。
 
 
 左翼はその細菌戦研究の中心的役割を果たしたのが731部隊だと決めつけていますが、良く考えてほしい。関東州や満洲全土の防衛を担当するだけの関東軍に軍の最高機密に関わる細菌戦の中心を担う事が出来たかどうか?万が一事実だとすればこれは重大な越権行為です。首謀者は軍法会議にかけられ死刑さえあり得る事案ですよ。
 
 
 もちろんそんなことは現実的にあり得ません。ということで、満洲の防衛部隊にすぎない関東軍に属する731部隊がその職務を放棄して支那派遣軍の管轄である雲南(もしかしたら雲南だけはビルマ方面軍の管轄かも?)に出張って行った法的根拠は何ですか?というより関東軍司令部から支那派遣軍ビルマ方面軍の上部組織である南方総軍に対して転属命令が出たとでも言うのでしょうか?
 
 正式な軍命令があったのなら、その文書が残っているはずですよね。もちろん軍統制上そんな命令が出たという軍事合理性は皆無ですが。
 
 
 これはまともな軍事知識のある欧米の人ならすぐさま一笑に付す話なんですよ。日本人は平和ボケで軍事知識皆無なんで特亜やそれに加担する日本の反日左翼の悪意を持った捏造に簡単に騙されるのです。
 
 
 以前の記事でも南京大虐殺は軍事合理性から絶対にあり得ないと考察しましたが、日本人が自らの誇りを守り特亜や反日左翼勢力の嘘宣伝に対抗するには正しい知識がなければなりません。我々はもっと学ばなければならないのです。