鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

大日本帝国陸軍歩兵師団

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 偶然海外のサイトで見つけた我が皇軍歩兵師団の編成表です。このサイト世界中の第2次大戦中の師団編成表(スウェーデンとかスイスも!!!)を載せているマニア狂喜乱舞のところなんですが、やはり枢軸陣営一方の雄日本は外せなかったみたいですね(笑)。
 
 ただね、このサイト日本の国力を過大評価しすぎ。通常の日本師団はここまで充実していません(苦笑)。歩兵団(3個連隊基幹)に1個軽戦車中隊がついているなんて…。砲兵連隊も4個大隊もあるのはほとんど例がないのでは?3個砲兵大隊の連隊は見たことがありますが。75㎜野砲×8門、105㎜榴弾砲×4門の大隊3個で36門定数だったと思います。ごく一部飛びぬけて装備が充実した師団で4個大隊48門のケースもありましたがレアケース。(後で資料を確認したところ理想的編成では4個砲兵大隊48門とあるのでこの図でも問題なしです。ただし完全充足の砲兵連隊がむしろ例外扱いだったところに日本の悲劇があります)
 
 あと感心したのは、捜索大隊は海外では騎兵の扱いだったのか?まあ機械化されてないし実際馬に乗ってたからねえ(苦笑)。アメリカなどではこれに楕円が中に入った機甲騎兵の兵科記号になります。
 
 
 ただ、慧眼だと思ったのは師団の兵科記号が山岳師団のマークだった事。流石分かってますねえ。日本の師団は基本的に山岳師団なんですよ。国土が山がちですからね。ちなみに実際の砲兵連隊は野砲兵(通常)と山砲兵が半々くらい。山砲は軽いが威力が野砲より劣ります。
 
 海外だから資料があまり集まらなかったんでしょうね。このサイトにはこれと空挺師団、海軍陸戦隊編成表しか載ってませんでした。
 
 できれば本土決戦用の機動師団、貼り付け師団、戦車師団、高射師団の編成表も載せてほしかった。まあ私は資料を持っているので要りませんが(笑)。
 
 
 えっ?兵科記号がチンプンカンプンで分からない?だったら当書庫の過去記事を読みなさい!(爆)