マウスやE‐100では飽き足らず、さらにヒトラーが計画していた巨大な戦車。何がすごいかって主砲はシャルンホルスト級戦艦の28㎝三連装砲から真ん中の一本を抜いた連装砲。厚さ360mmと戦艦並みの装甲を持ち重量約1,000トン、全長35m、全幅14m、高さ11m。もはや超重戦車というより陸上戦艦です。
まあ完成しなくて幸い(ドイツにとってね!)でしたが、こんなバカでかいものが動くと本気で考えていたんでしょうか?まず橋は渡れないし、道路もおそらくよほど頑丈なものじゃないと移動できないでしょ。
だったらこの資材を使ってティーガー戦車を大量に作ったほうがよっぽど役に立ちます。おそらく独立重戦車大隊1個(定数45~54両)はできたはず。下手したら2個くらいは余裕かも?
ここまでくると漫画ですな(爆)。ちなみにドイツ語では「ラーテ」じゃなくて「ラッテ」と発音するそうです。ドブネズミという意味だそうですが、マウスの次がドブネズミって、ドイツ軍も命名法が適当です(笑)。