この機の優秀性を示す証拠は、日本やソ連でライセンス生産されたことでもわかります。日本のそれは零式輸送機として有名です。アメリカだけで1945年までに1万機以上生産されます。
【概要】
用途 旅客機・輸送機
乗員 パイロット 2名
乗客 3列席21人、4列席28～32人
初飛行 1935
運用開始 1936
製造者 ダグラス
単価
寸法
全長 19.66 m
全幅 28.96 m
全高 5.16 m
翼面積 91.7 m²
重量
運用 8,030 kg
最大離陸 12,700 kg
動力
エンジン P&Wツインワスプ14気筒 または
ライト・サイクロン9気筒 星形空冷;2
出力 1,200 hp×2
(895 kW×2)
性能（目安）
巡航速度 266km/h
最大速度 346 km/h
航続距離 2,420 km
（データーはフリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より）
で、肝心の搭載能力ですが資料によってバラバラです。４．５トンという資料と６トンというのがありますが、エンジンが何回か変わったそうですから、その違いでしょうか？兵員なら２２名以上乗せられたそうです。
連合軍航空輸送の要（日本でも）として大戦中大活躍します。ちなみに日本の零式輸送機はカタログデータ上は本家のＣ‐４７より高そうですが、肝心の搭載能力が落ちているような気がします(苦笑）。日本の零式輸送機は、エンジンを三菱「金星」五三型 離昇出力 1,300 hp ×2基 としているため最高速度３９３ｋｍ/hでました。
