鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

郷土にまつわる、またまた不思議な夢をみました。

イメージ 1

 嗚呼!このシリーズもこれが最後かなあ?

 転勤族の鳳山は、ときどき郷土が恋しくなるんでしょうね。私の郷土は熊本県玉名市。なんかせつないような甘酸っぱいような夢でした。

 中学校まで一緒だった幼なじみのKMちゃん。結構可愛い顔立ちで性格も優しい子でした。それがなんと女優になって(まあなってもおかしくない顔ではありましたが…)、中堅どころになってるんです。

 で、テレビの企画で彼女とそのお母さんが生まれ故郷の玉名を案内するという番組でした。観光スポットやグルメを案内するという他愛もない企画だったんですが、そのサプライズで私が彼女の初恋の人として同行し、思い出話をしながら回るという役どころを仰せつかったのです(笑)。

 その収録の前日、玉名市の観光名所、立願寺温泉の旅館でMちゃん母娘とコタツを囲みながら思い出話に耽っていると、突然お母さんが
「あのとき鳳山さんが、この子を嫁にもらってくれればねえ~」などとしみじみ話すんです。
 私もそれにつられて
「ほんとは僕も好きだったんだけど、告白する勇気がなかったんですよねえ」などと返していました。
 Mちゃんは、困ったような顔で微笑むだけでしたが、まんざらでもないようでした。

 そして収録初日、出発地点が写真の蓮華院誕生寺奥の院です。母なる山、小岱山の中腹にある古くて新しい寺です(歴史は平安時代からあるが、いまの寺は戦後復興された)。世界一大きい大梵鐘が有名なんですが、私達は子供の頃から、このお寺の五重の塔を見ながら育ったものです。

 ほんとは母娘としんみり話したかったんですが、テレビクルーが多くてあまり話せませんでした。収録は慌しく進み、玉名から荒尾にかけての観光地や温泉、グルメなどを紹介しました。

 そして最後の日、Mちゃんからプライベートな告白が。もちろんカメラは回っていません。
「実はね、私も鳳山ちゃんの事好きだったのよ。私も言い出す勇気がなくて。でももう一緒にはなれない。私は一度結婚して失敗してるの。私と一緒になったら貴方が不幸になるわ。
 貴方は素敵な人をみつけて。私、貴方の幸せを遠くから祈っているわ。でも私、(貴方との)大切な思い出だけは忘れない!」
 そう言い残して、彼女は去っていきました。それを呆然と見送る私。おそらく二人の目には光るものが…。




 な~んて、妄想もすぎるだろ!でもね夢から覚めても、余韻がしばらく残っていました。いい夢だったなあ!!!