鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

18試丙夜間戦闘機「電光」

イメージ 1

イメージ 2

18試丙夜間戦闘機「電光」(S1A1)は、 1943年(昭和18年)に対B-29用に愛知航空機へ試作指示された夜間戦闘機(丙戦)である。夜間戦闘機として最初から設計開発された機体は、日本においては「電光」が最初で最後であった。 海軍からの過大な要求に応える為様々な装備を行った結果、全備重量は当初予定をはるかに超える10トン強となり、「銀河」を上回る巨大戦闘機となった。この為、要求どおりの性能を満たすことは極めて困難な状態になり、1944年(昭和19年)の海軍における試作機種の整理の対象となり増加試作は中止されたが、既にモックアップまで完成していたため製造中だった2機のみ試作されることになった。 しかし、1945年(昭和20年)の空襲により完成寸前の1号機が被爆、焼失、2号機もその後被爆、焼失し、終戦までに1機も完成しなかった。

- フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より -

(性能諸元)

全長:14.25m
全幅:17.50m
全高:4.25m
全装備重量:10,180kg
最高速度:590km/h(高度8,000m)(推算値)
上昇限度:12,000m (推算値)
航続距離:1,600km(推算値)
武装:20mm機銃×4、30mm機銃×2、60キロ爆弾×4または250キロ爆弾×1

 機体後部の20mm機関砲2門の旋回銃座が好きな夜間戦闘機。ただ遠隔操作で実用性があったか疑問です。もともとは685km/hを予定していましたが、海軍の要求を受け入れていくうちにどんどん重くなり589km/hに速度が落ちました。ウィキペディアでは590km/hになっていますが(笑)。

 実戦配備されてないのでなんともいえないのですがエンジンが誉、排気タービンもなし(後に搭載予定はあったみたいですが)では、完成してもあまり活躍できなかったかも?
 レーダーも役に立ったかどうか?やはりドイツ空軍のハインケルHe219「ウーフ」とは比べ物にはなりません(涙)。

 しかし、いいんです!電光はカッコイイから許します。ゲームで活躍してさえくれれば…。ただね、夜戦の電光が活躍するような状況だと負けなんだよね~(爆)。