鳳山雑記帳はてなブログ

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まあ、公平に見たら当時文明国だったのはペルシャで、ギリシャが野蛮だったんですが・・・

 【テヘラン春日孝之】古代のペルシャ人とギリシャ人の戦争を描いて米国で大ヒット中のハリウッド映画「300(スリーハンドレッド)」にイランが反発を強めている。ペルシャを一方的に「悪」のイメージで描いているとして、イラン人はペルシャ帝国の末えいとして誇りを傷つけられたと感じている。
 アフマディネジャド大統領はイラン暦正月入りの21日、演説で「映画は歴史を改ざんし、イラン人に野蛮人のイメージを植え付けようとしている」と非難した。
 映画はアケメネス朝ペルシャの大軍とスパルタ国の兵士300人による歴史上の「テルモピュライの戦い(紀元前480年)」を扱う。暴力的で野蛮な大軍に、西側の文明的で高貴な少数の兵士が立ち向かうという筋立てだ。ザック・スナイダー監督作品で、今月9日に全米公開された。
 13日付のイラン改革派系紙アヤンデノは「ハリウッドがイラン人に宣戦布告」の見出しを掲げ「映画はイラン人を文化も感情も人間性も持ち合わせない、侵略と殺りくしか眼中にないような『悪』と描く」と指摘。「イランへの新たな中傷の試みだ」と批判した。
 また、シャムガドリ文化担当大統領顧問は「米国は米兵や戦争挑発者を扇動し、自らの悪行を埋め合わせるため、歴史をわい曲してイラン人をおとしめようとしている」と非難。エルハム政府報道官は、米国が核開発問題でイランへの圧力を強める中で「もう一つの心理戦争だ」とみなした。
 イランでは検閲制度があり、この映画の一般公開はまずないが、既に海賊版DVDが出回っているという。日本では今夏公開予定。

                            - Yahoo!ニュースより転載 -

 ハリウッド映画は、たまにやらかしますな(笑)。たいていそんな映画はつまらないんですが、単純なアメリカ人(失礼)には大ウケするんです。
 「キングダム オブ ヘブン」のサラディンの扱いは公正でむしろ西洋諸侯より紳士的だったんで、私も安心して見れたしとても面白かったんですが。でもこれだけ話題になったんだったら見ておきますか。

 当時のギリシャはけっして突出した文明圏ではなかったんですが、イランの人たちが見て怒るほど文明国ペルシャの扱いがひどいんでしょうね。反対に興味津々です(爆)。