鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

水陸機動団はカールグスタフの方が良いかも?

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 昨日の水陸機動団の話の続きですが、与太話なんであまり真剣には読まないでください。水陸機動団の写真を見て奥の隊員がカールグスタフらしきものを持っているのを確認したんです。

 カールグスタフはスウェーデンFFV社が開発した個人携行式の84㎜無反動砲です。日本では豊和工業ライセンス生産しています。陸自が最初持っていたカールグスタフM2は本体と光学照準器、マウントを合わせて15.9㎏ととても日本人の体格では扱うのが難しい兵器でした。その後材質を改良し軽量化したM3(9.91㎏)が登場し日本もM3型を採用します。しかし予算が厳しいためごく一部が更新されたのみ。一方、2014年旧ボフォース社を買収したサーブ社がチタンと炭素繊維複合材を採用しさらに軽量化したM4型を発表しました。こちらは何と6.7㎏!

 ただ、陸自では対戦車用個人携行兵器としてより貫徹力の高いパンツァーファウスト3(RHA【均質圧延鋼装甲】換算で700㎜)を採用しこちらに切り替え途中であるため、カールグスタフM4を採用する可能性は低いと思います。

 陸自普通科小銃分隊はATM(対戦車)手が1名入るので、カールグスタフかパンツァーファウスト3のどちらかをもつはずです。ただ水陸機動団の任務上敵陣地に直接ぶち込む火砲が欲しいためパンツァーファウスト3よりはHE弾(榴弾)が撃てるカールグスタフが適任だと思います。むしろ水陸機動団専用でカールグスタフM4を採用しても良いくらい。一応バンカーファウストならHE弾頭も撃てるんだけど総重量13.3㎏弾頭重量4.1㎏と日本人の体格で扱うのは難しいですからね。

 水陸機動団はアメリ海兵隊同様海から上がるかヘリボーンで降りるかしかないので重装備を持っていくのは困難。ということで6.7㎏のカールグスタフM4はもってこいの兵器だと思うんですがどうなんですかね?


 以上、とりとめのない与太話でした(苦笑)。