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小野寺防衛相に若干の不安があったが、これで一安心

小野寺防衛相、自衛隊の敵基地攻撃能力保有を検討



 小野寺五典氏は、前の防衛大臣の時もそつなくこなし自衛隊幹部の信頼も厚いし、何より失言しないのが良いと思います。ですから今回の内閣改造で再入閣しほっとしているところです。河野太郎野田聖子の入閣は不満ですが、連中は座敷牢に入れられた状態にも等しく、安倍政権の方針に反する行動をとれば即座に罷免され政治生命を失うし、安倍さんの方針に素直に従えばこれも良し。

 河野に関しては、特亜が期待しただけに就任直後に日韓慰安婦合意の履行を韓国に求めたのはよかったですな。まあそれが当然で、嫌なら外務大臣は受けないでしょう。無能な岸田が務まったんですから、河野でも致命的な失敗はしないと思いたい。

 小野寺防衛大臣は不満が多い今回の内閣改造では唯一といっても良い人事ですが、ただ慎重すぎるために靖国参拝もしないし基本的にリベラルなので肝心なところでヘタレる危惧はありました。敵基地攻撃能力保有もその一つで、専守防衛に反すると言って議論を凍結しないか心配していました。

 日本国家存亡の危機という厳しい状況下で、まさかそんな愚かな決断はしないと思ってましたが小野寺さんが改めて敵基地攻撃能力保有に言及したのはよかったです。ほっとしました。まともな国防感覚を持っていればおかしな判断はしないでしょうし、小野寺さんも常識人だったという事でしょう。

 靖国参拝はしょうがない。稲田さんは靖国参拝はしたけどそれ以外が駄目すぎたので小野寺防衛相体制のほうが日本の国防上は安心できます

 事実上、自衛隊は精密誘導爆弾をはじめ徐々にではあるがまともな軍隊となりつつあります。敵基地攻撃能力も持っているのが当然で、この場合は敵の攻撃射程外からの攻撃、すなわちスタンドオフ攻撃能力の保有という意味で、これがなければ我が自衛隊は敵の反撃で死を覚悟しながら攻撃しないといけなくなります。

 具体的にはトマホーク巡航ミサイル保有となるでしょう。敵はスタンドオフ攻撃をばんばんしてくるのに、守る日本側がそれをできなければ一方的にボコられるだけ。まともな防衛もできませんよ。憲法上先制攻撃ができないだけで、もし攻撃を受けたら相手の政権を倒すくらいの猛烈な反撃能力がなければ、戦争の抑止にはなりません。

 専守防衛という国民の犠牲を前提にした狂った防衛方針は一刻も早く止め、なるだけ国外で敵の侵略の意図を排除するというまともな国になってもらいたい。皆さんはいかが思われますか?