鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

金正男暗殺の意味

【国際】「金正男氏、北朝鮮に暗殺された」 韓国テレビが報道 マレーシアで女2人に毒針を刺され死亡★17



 金正日の長男金正男。異母弟の金正恩朝鮮労働党委員長、軍事委員長に就任し絶対権力を握ったので出る幕はなく政治的に死んだも同然だと云われていました。すっかり過去の人扱い。後ろ盾だった張成沢が処刑された後は尚更でした。支那も利用価値なしとして保護を止めたと云う専門家の意見もあります。

 それがなぜこの時期に暗殺されなければならなかったのか?しかも金正男の長男ハンソル氏も行方不明だとか。テレビニュースを見ても、自称専門家ですら暗殺の理由が分からないと言っていました。ですからあくまで想像でしか論じる事ができません。以後は話半分か話十分の一くらいで聞いて下さい。あくまで私の想像にすぎませんので…。



 話は全然変わりますが、数日前参議院議員青山繁晴氏がメディアでアメリカ軍が北朝鮮に関してある作戦を準備していると仰ってました。しかもそれを聞いた青山氏はびっくり仰天したとか。まあ、青山氏は間違う事も多いし、事が事だけに計画中止で無かった事になる可能性も高いです。

 青山さんだけだったら与太話の類で済みそうですが、彼と立場が異なるリベラル系のジャーナリストも青山氏とはまったく別ルートから米軍の秘密作戦の情報を掴んでいました。ですから何らかの作戦をアメリカ軍が準備しているのはほぼ確実でしょう。

 青山氏が驚くくらいですから、ただのミサイル施設空爆程度じゃないでしょう。私はこの事と金正男暗殺事件にもしかしたら関係があるのではないかと想像したのです。もちろん何の根拠もありませんが、表に出ている事象を合理的に考えると私はこのように結論付けるしかありませんでした。

 その秘密作戦は、核ミサイル開発を推進し世界の不安材料である金正恩政権そのものを転覆させる事。もちろんアメリカ軍が主導というより支那共産党政府との暗黙の了解のもと行われるはず。最初の一撃は米軍、しかも秘密裏ですから直接の軍事攻撃ではなく特殊部隊を使ったオペレーション。

 アメリカと秘かに結んだ支那人民解放軍は、金正恩死去(暗殺か戦死かは別として)後の北朝鮮の混乱を治めると称し北朝鮮に軍事侵攻。一気に傀儡政権を樹立します。その時の政府首班が金正男。金一族の嫡流だし、彼なら北朝鮮人民も納得するはず。

 支那は言う事を聞かない北朝鮮を完全にコントロールできるし、アメリカも支那北朝鮮の核を完全に廃棄し半島を非核化したら目的を十分果たします。しかも半島の脅威がなくなるので米韓同盟も破棄できるし在韓米軍撤退も可能。これに関してはアメリカと支那の利害が一致します。

 金正恩はその動きを察知したからこそ、先手を打って傀儡政権の政府首班候補、異母兄金正男を暗殺したのではないかと考えました。おそらく正男の息子も…。

 私の想定では、張成沢の存在などどうでも良く、金正男の血統そのものに価値あるのです。利用価値は彼が生きている限りなくなりません。


 これはあくまで私の想像です。ただ金正男暗殺によって極東情勢が大きく動く事はたしか。アメリカと支那はどう動くのか?日本政府の対応は?我々国民も平和ボケでは済まなくなると考えます。皆さんはどう思われますか?