世界のどの海岸でも上陸作戦可能な4万トンクラスの強襲揚陸艦を建造する。日本の「いずも」の1.5倍だ
いずもは単なるDDH(ヘリ搭載駆逐艦)ですよ。ヘリ空母と言っても良いが。比べるなら米海軍の強襲揚陸艦じゃないの?(呆)まあ、日本も今度の大型護衛艦は強襲揚陸艦導入って話もあるが…。与太話だとその前にアメリカの中古の強襲揚陸艦購入という噂もね♪
支那の強襲揚陸艦に話を戻すと、あの国の1個師団ってどれくらいの数を想定してるんだろ?ソ連型の師団編制なら1万5千人にはなりますがね。確か昔(20世紀後半)の人民解放軍もそれくらいじゃなかった?21世紀に改編して師団規模を大幅縮小したという話は聞かないんだが…。1万5千が1万前後とスリムになったと言うならともかく。
ということでいくら4万トン級でも近代装備の1個師団は乗せられませんよ。アメリカでさえせいぜい海兵1個連隊(平時編制の2千人。戦時編制になった時は知らん)ですよ。兵士だけじゃないからね積み込むのは。米海軍ならこれにハリアーⅡと汎用ヘリその他あわせて40機前後。武器弾薬はもちろんのこと、海兵隊の火砲や車両も搭載しないといけないのでそうなります。おそらく四万トン級でもそれだけできつきつだと思いますよ。米軍の場合は、数隻の強襲揚陸艦で任務分担して上陸専門と航空支援専門で分けてたはず。河津幸英さんのアメリカ海兵隊の本に書いてあったはずだけど今手元にないので詳細はその本でも読んでね♪
素人が書いた記事かと思いきや、これれっきとした支那海軍の尹卓少将なる人物が発言した内容だそうですよ。おいおい、支那海軍大丈夫か?強襲揚陸艦って単に自動小銃といくらかの弾薬を持った兵士を1万人くらい詰め込んでゴムボートで放り出すだけだと勘違いしてないよな?まさかとは思うが…。完全武装の1個師団で強襲上陸する気なら、最低でも強襲揚陸艦×3~4隻と護衛艦艇多数必要ですよ。その後は莫大な補給線を維持しなければならない。と言う事でそれができる国は世界中でアメリカだけ。全盛時のソ連でさえ数個師団の上陸はできても補給の時点で詰むと言われてたくらいですから。
尹卓と言う人物がどの程度のレベルか知りませんが、支那人民解放軍の少将っておかしなのが多すぎませんか?羅援といいこいつといい。たしか支那のサイトで四大馬鹿少将って名前が挙がってたけど忘れた(爆)。だからといって油断もできないので我が国は粛々と防衛力整備を進めなければなりません。法整備と売国奴排除も含めてね。