【政治】「消費税上げないことによって世界中からの信用が落る」麻生氏、予定通り増税すべきだとの認識を示す
皆さんはどうでしょうか？私の周りは消費税8％になって便乗値上げが相次ぎ生活が徐々に苦しくなってきています。一部の大企業はいざ知らず、大多数の庶民（とくに地方在住者）は物価ばかりが上がってアベノミクスの恩恵をほとんど受けていないんじゃないでしょうか？
これは実際に数字でも表れていて、2014年4～6月のGDPが年率換算で7.1％減少しています。どのくらいの数字かというと東日本大震災を挟んだ2011年1～3月期が6.9％減、リーマンショック後の2009年1～3月期が15％減、それと匹敵する落ち込みなのです。
今回のGDP減の原因は誰がどう考えても消費増税以外ありません。しかも深刻なのはこれがアベノミクスで経済政策を実行しながらの数字だという事です。おそらく消費増税だけだったら二桁減になっていたかもしれないと思うとぞっとします。
なのに、安倍政権の閣僚たとえば甘利経済財政政策担当大臣（頭スカスカ）は「天候が悪かったからではないか？」と的外れな発言をしデフレはすでに脱却してるのだから消費増税10％は実行すべきだと発言しています。麻生財務大臣も「消費増税は予定通り10％に上げなければ国際的信用を失う」と増税が既定路線のような発言を繰り返しています。
アベノミクスっていったい何でしょう？デフレを脱却し国民生活を豊かにするのが目標じゃないんですか？しかし現実はどうでしょう？株価は上がったかもしれないがすべての国民の生活が豊かになったとはとても言えません。今のままではアベノミクスの恩恵を受けないまま生活が苦しくなるばかりの人が大多数だと思いますよ。
今回のGDP減の原因、あえて言えば消費増税の失敗（失政）を認めなかったら次の10％増税は経済対策なしで実行してしまうんですよ。安倍政権が下らないプライドから現状を無視し消費増税を強行したら日本経済は大ダメージを食らいます。デフレに再突入するばかりでなく自殺者が万人単位で増えますよ。怨嗟の声は巷にあふれせっかく売国政権から日本を取り戻したのに、自民党政権が倒れるのは言うに及ばずまた反日極左政権が誕生するかもしれません。そうなったら日本は完全に終わりです。
私は、消費増税10％は先送りするのが妥当だと考えます。本来なら法律を廃止すべき。いずれ消費増税しなければならないならGDPが3年連続で年率5％以上上昇し完全に回復基調に戻った段階で実行すると具体的数字を示すべきです。
甘利、麻生、谷垣らは財務省の意向を受け国民生活などどうなってもよいと考えている国賊です。安倍さん、もし消費増税を強行したら命取りですよ。せっかく外交防衛で成果を上げているのに経済政策で大失敗したら国賊として日本国民から断罪されるでしょうね。私は安倍政権がどんな決断をするか見守ります。日本国民の生活を破壊したら絶対に許しません！（怒）
