鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ヨーロッパユニバーサリスⅢ

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 世界史ファンにはたまらないゲーム、「ヨーロッパユニバーサリスⅢ」ついに買ってしまいました♪
 
 
 以前紹介したヨーロッパユニバーサリスⅡの続編で発売自体は数年前だったんですがなかなか安くならなくてついここまで来てしまいました(笑)。だって1万円以上するんだもん。今回アマゾンで本体+拡張パック第一弾の「ナポレオンの野望」がついてなんと2000円という超掘り出し物の中古が見つかったので衝動買いした次第です。
 
 このゲーム、15世紀の大航海時代から19世紀のナポレオンの時代まで世界中のほとんどすべての国でプレイできるシミュレーションゲームで、もちろん日本でもプレイできます。
 
 日本なら室町から戦国時代の大反乱祭り、織豊時代を経て江戸幕府に至る激動の時代を体験できます。もちろん初心者向きではないので今回はパス。
 
 マニュアルで初心者にお勧めと書いてあったフランスを担当してゲームを開始しました。
 
 ところが1453年がグランドキャンペーンのスタートだからちょうど100年戦争の末期。ユニットの動かし方さえままならない私は、イギリス軍のあこぎな戦法にやられ国土の半分近くを占領されてギブアップ。どこが初心者向けじゃ!(怒)
 
 そこで開始を1550年にずらして再スタート。このゲーム開始時期を年単位で指定できるところが凄いです。
 
 そしたら今度はスペインと全面戦争の真っ最中。当時のスペインは有名なフェリペ2世とその子フェリペ3世が即位した頃。全盛期は過ぎたとはいえスペイン本土はもとよりネーデルランドナポリと海外に広大な植民地を有する当時の超大国。しかもハプスブルグ繋がりで神聖ローマ帝国とも密接な関係があるやっかいな国です。
 
 いきなりの全面戦争に各地で敗退を重ねるフランス軍。国土の半分を占領されまたもやゲームセットか?という状況の中禁断のチートコードに手を出してしまいました。だって悔しいんだもん(爆)。
 
 
 Alt+0167でコンソール画面を開きcashを20回ほど入力。10万ダカットという莫大な資金を手にした我がフランス軍は傭兵を大量に雇います。これは死んでも国家の動員力に影響しないので使い捨て感覚で酷使できます。普通は財政が保たないので禁じ手なんですが滅亡間近のフランスは背に腹は代えられません。お金はチートで無くなる事はないからね(爆)。
 
 
 こうして数十万の大軍を動員したフランス軍は数の暴力で憎っくきスペイン軍を撃破しようやく国境線まで押し戻しました。早速痛み分けで泣きを入れてくるスペイン。
 
 しかし散々ここまで苦しめられた我がフランスはこれを一蹴しそのままスペイン領ネーデルランドに攻め込みました。そしたら今までの苦戦が嘘のような快進撃。無尽蔵の兵力は凄い。将軍の能力もへったくれもありません。
 
 瞬く間にネーデルランド全土を占領し外交交渉を行うと、戦勝点が足らないために敵の領土を割譲させられませんでした。なんでも戦闘に勝たないと戦勝点は貯まらないらしい。ようござんす、それならという事でピレネー山脈を越えスペイン本土のなだれ込むフランス軍。ここでも数が物を言いスペインの主力軍を粉砕し全土占領したのは良かったが、ライン川沿いのたった1州しか貰えませんでした。
 
 大義名分がない戦争では戦勝点のハードルが高いそうです。前作のⅡならここまできたら首都以外のすべての州を獲得できたのに何気に難しくなってますね。
 
 
 数十年に渡る泥沼の戦争ですっかり疲弊したフランスは以後内政に力を入れます。そのうちアンリ4世が即位しようやくブルボン朝が始まります。史実では1589年でした。ゲームでは1600年前後だったかな?後を継いだルイ13世が史実と違い早死したためルイ14世の前に13世の王子シャルルが即位しシャルル10世となりました。史実のシャルル10世ルイ16世の息子なんで、微妙にパラレルワールドと化しています。
 
 ところがこのシャルル10世、歴史に残る名君でした。政治力9、外交力5、軍事能力9(最高値はたぶん9)という数値に狂喜乱舞した私はふたたび征服戦争に突入!今回は前回で懲りたので国境線沿いに大軍を集結させ万全の準備をしてから宣戦布告。もちろん大義名分も忘れません。歴史文書を偽造し正統性を主張しスペインの王位を要求するという厚かましさwww
 
 
 またもや数の暴力+軍事研究が進んで優秀な砲兵隊を加えた我がフランス軍の精鋭はネーデルランドとスペイン本土を占領しました。一度で多くの領土は併合できないので戦勝点ぎりぎりまで領土を要求し一度講和、再び準備を整えて宣戦布告を繰り返し冒頭の地図のようになりました。
 
 
 フランス本土はもとより、ネーデルランド南部(現在のベルギー)、スペインの東半分、イタリアのロンバルディア平原、ピサ、フィレンツェを領土に加えた堂々たる超大国です。莫大な資金に物を言わせローマ教皇庁枢機卿全員を抱き込みローマ教皇の御者(ローマ教皇を意のままに操る事が出来る)になりました。さらに神聖ローマ帝国の選帝侯も同様に莫大な資金で買収しハプスブルグの皇帝を叩きだして自分が神聖ローマ皇帝を兼ねる始末。ケルン、マインツ、トリエルの大司教ローマ教皇の御者たる我がシャルル10世の威光に逆らえず完全に屈服しました。さらにライン宮中伯も抱き込みこれで選帝侯4票ゲット。残りもブランデンブルグザクセンは中立を勝ち取ったのでシャルル10世の次の神聖ローマ皇帝位も我がフランス王が就任する事が内定しています。ということは弟のルイ14世は、フランス王に即位した瞬間自動的に神聖ローマ皇帝になれるのか?
 
 
 史実以上の太陽王ですな(笑)。
 
 
 現在1625年7月、初心者にしては大満足の結果でございます。このまま続けてフランスがどこまで拡大するか見てみたい気もしますが、ゲームシステムも覚えたので今度は東欧に大帝国を築いたポーランドリトアニア合同のヤゲロー朝(ヤギュウォ朝)を担当しロシアを叩き潰そうかと考えてます(笑)。