ついにTPPというパンドラの箱を開けてしまった安倍政権。
最後までTPPのメリットを碌に説明できず、アジアの成長を取りこむなどという完全に論破された屁理屈で押し通そうとした賛成派。デメリットなら私でさえいくつでもあげられますよ。
交渉は参加しても不都合なら脱退すればいいなどと暴論を吐いてごまかしてきた賛成派を絶対に許しません。
カナダはどうなりましたか?メキシコはどうなりましたか?遅れて参加した国の主張はどれだけ受け入れられましたか?
私は悲観論なので、最低限非核三原則・武器輸出三原則の撤廃と集団的自衛権だけやってくれれば良いと思ってました。しかしこれさえできないのならもう保守政権としての存在意義すらありません。こんな安易な考えでは支那にも韓国にも結局何もできませんよ。おそらく靖国参拝も尖閣人員配置もできないでしょうね(呆)。
私のような感想を抱いた保守の皆さんは多いと思います。わずかばかりの可能性を信じて安倍政権支持は止めませんが、自分を総理に押し上げた勢力だけは絶対に裏切らないでほしい。
政治家どもよ、日本国民を舐めるなよ!(怒)
それにしても戦後体制の病巣は根深いですね。
追伸:
経済評論家の廣宮孝信さんが自身のブログで書かれている通り日本がTPP参加に前のめりになってもアメリカ議会が日本の参加を認めない可能性が高いとか。そうなれば自然に立ち消えになりますし、日本が参加表明してから決裂した方が破壊力が強くTPPを完全に葬り去ることができるそうです。
他力本願と云うのが情けない限りですが、あちらさんの議会に期待するしかないというのが悲しい…。
さらに追伸:
今日は歴史記事なんか書かない。とてもそんな気分じゃない!