鳳山雑記帳はてなブログ

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これぞ本当の外交です

【イギリス】 公文書公開 フォークランド紛争時、サッチャー首相がフランスに「断交」をちらつかせる [01/01]

 英仏、断交寸前だった…フォークランド紛争

 南大西洋の英領フォークランド諸島に、領有権を主張するアルゼンチン軍が1982年に侵攻し、英軍と武力衝突した際、フランスのミッテラン政権が対艦ミサイル・エグゾセをアルゼンチン軍に事実上供与する動きを見せサッチャー英首相が仏側に「断交」を示唆し、抗議していたことがわかった。

 英政府が当時の外交公電を公開した。

 東西冷戦末期に西側陣営の同盟国として結束していたはずの英仏が、水面下では激しいさや当てを繰り広げていたことになる。

 英メディアによると、仏側は当時、エグゾセ・ミサイルをペルーへ供与する計画だったが、これはアルゼンチンへの転売を想定していた。

 英海軍は当時、同諸島沖でアルゼンチン海軍のエグゾセ・ミサイルで駆逐艦を撃沈され、20人の要員を失ったばかり。
計画を知ったサッチャー首相は激怒し、電報でミッテラン大統領に
「ミサイル供与を少なくとも1か月は遅らせなければ、英仏関係に重大な結果をもたらす」
と、断交をちらつかせ、強く警告した。

(2013年1月1日12時18分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130101-OYT1T00283.htm
 
                      - 2NN2ちゃんねるニュース速報より -
 
 
 さすが鉄の女というべきでしょうか。サッチャー女史恐るべし。英国と戦争しているアルゼンチンにミサイル供与しようとしたフランスもいい根性してると思いますが(苦笑)、脅しに屈するくらいなら初めからやるなと言いたい。
 
 友好国でも相手がふざけた事をしたらここまですべきなんです。日本の外交は甘すぎる。過度の配慮で事態が悪化する事はあっても決して良くなる事はない。
 
 外交とは断固たる決意、毅然たる態度なんです。自分に正義があると思ったら、相手からどんな非難を受けても万難を排して実行すべき。
 
 
 現代で言うならイスラエルがその典型。彼らは周辺諸国からは嫌われていますよ。世界中でもイスラエルを好きな国って少数でしょう。しかし、彼らは国を守るためならどんな横車でも押す。過度な配慮などしていたら今頃国が無くなっていたでしょう。
 
 日本は冷戦体制下でアメリカの傘の下でぬくぬくと過ごしてきたから甘えているのです。戦後の数十年かが奇跡的に幸せだったという事実を悟らないと、平和ボケの夢想のなかで知らぬうちに滅びますよ。
 
 
 国際社会は弱肉強食、押す時は押さないと相手に付け込まれるだけです。三年間の民主党政権がその最悪の見本じゃないですか!
 
 
 日本人はそろそろ現実の厳しさに目覚めるべきです。2013年、一人でも多くの日本人が現実に目覚めまともな政治を希求するよう望みます。そうすれば政治は変えられます。今までの日本政治の混迷は有権者が愚かだったからといわざるを得ません。
 
 
 子や孫の世代にまともな日本を残すためにも我々は頑張りましょう!!!