いやあ完全に趣味の世界です(爆)。終戦時の日本陸海軍航空隊の残存機数を調べてみました♪
◎まずはわりと資料の残っている海軍から!(内地のみ?)
◇戦闘機
零式艦上戦闘機 1157
雷電 179
月光 40
強風 31
二式水戦 24
震電 2
天雷 2
烈風 1
秋水 1
◇爆撃機
九六中攻 74
一式陸攻 162
陸爆銀河 182
連山 1
九七艦攻 134
天山 187
彗星艦爆 317
流星改 58
明星 58
東海 68
晴嵐 2
橘花 21
◇偵察機・輸送機その他
零式水偵 201
零式小型水偵 17
零式観測機 142
彩雲 173
瑞雲 2
九七式大艇 5
二式大艇 4
零式輸送機 51
一式輸送機 2
晴空 3
◎次に陸軍機。こちらは機種別資料が見つからなかったので合計数のみ。
◇内地
戦闘機 1750機
爆撃機 300機
その他 2530機
合計 4580機
◇満洲
戦闘機 70機
爆撃機 30機
その他 220機
合計 320機
◇台湾
戦闘機 50機
爆撃機 30機
その他 140機
合計 220機
◇支那
戦闘機 70機
爆撃機 20機
その他 40機
合計 130機
◇南方
戦闘機 300機
爆撃機 200機
その他 420機
合計 920機
◆合計
戦闘機計2240機 爆撃機計580機 その他3350機 総計6170機
海軍戦闘機の主力が零式艦上戦闘機ですからおそらく陸軍の戦闘機で一番数が多かったのは一式戦隼だと思います。ただ三式戦飛燕、四式戦疾風もそれぞれ2849機、3500機生産されたので海軍の紫電・紫電改よりは残存機数が多かったはずです。
おそらく本土の1750機のうち半数近くがこれら新鋭機(五式戦含む)だったと推定しています。なにせ疾風などは「大東亜決戦機」ですからね♪もしかしたらそれ以上かも?
九州の防空を担当した第6航空軍第100飛行団所属の第101、102、103戦隊は疾風装備、第59戦隊も隼から五式戦に改編していますし。
ちなみに同第100飛行団隷下の第60、第110戦隊は四式重爆飛龍装備です♪米軍と直接対決する第6航空軍に特別に精鋭を集めた可能性は捨てきれませんが…。
調べてみると思ったより数がありましたね。ところがガソリンが満足になかったため飛べなかった機体が多かったとは思います。