鳳山雑記帳はてなブログ

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ストライカー旅団戦闘団

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 ストライカー旅団戦闘団とは、装輪装甲車ストライカーファミリーを装備し全世界に96時間以内に展開できる機動性を持った高い緊急展開能力を有する部隊です。ちなみに旅団戦闘団とは第2次大戦中の独カンプグルッペ(戦闘団)に範をとった戦闘のあらゆる局面に対応できる諸兵科連合部隊のことで、現在米陸軍の基本編成のひとつです。
 
 戦車を中心とする機甲旅団戦闘団と歩兵旅団戦闘団の中間の火力・防御力と機動性を併せ持った部隊で、現地展開以後72時間の独立作戦行動が可能だといわれています。
 
 私の持っている資料では第2歩兵師団の5個旅団戦闘団のうち3個(他は機甲とヘリ強襲)、第25軽歩兵師団の旅団戦闘団うち2個がストライカー旅団戦闘団に改編されています。他に第2騎兵連隊と州兵第28師団もストライカー部隊に改編中(もう完了した?)だそうです。
 
 組織図を見ると、3個ストライカー歩兵大隊、1個偵察(騎兵)大隊、1個砲兵大隊を基幹とし対戦車中隊・工兵中隊と支援大隊から成るようですね。
 
 ストライカー旅団の装備重量は1万3千トンで、機甲旅団の半分ほどで済むそうです。C17輸送機で256機ほど。
 
 
 旅団兵力は3900人(3600人という資料もあり)で、
 
ストライカー歩兵輸送車(ストライカー装甲車の基本)×108両
ストライカー指揮車×39両
ストライカー偵察車×48両
ストライカー機動砲(105㎜砲装備)×27両
ストライカ迫撃砲車×36両
ストライカ対戦車ミサイル車×9両
ストライカー砲兵観測車×13両
ストライカー工兵隊車×9両
ストライカNBC偵察車×3両
ストライカー医療車×17両
 
このほか輸送トラックなど640両から成ります。
 
 
 実は私は日本の陸上自衛隊も96式装輪装甲車をベースにストライカー部隊(緊急展開部隊を便宜上名付けた)に改編できないか?と考えているんです。もちろん莫大なコストがかかりますから、6個師団体制に縮小してそのうち2個師団の普通科連隊をストライカー連隊編成にできたら理想的だと考えています。
 
 私の考える全国展開は
 
北海道:2個師団(機甲・ストライカー)
本州:2個師団(通常編成。関東関西に1個ずつ)
九州:2個師団(防衛力強化の重師団を北九州に、南九州には緊急展開用のストライカー)
 
※そのほか、南西諸島防衛用に防衛力強化の重混成旅団1個(戦時編成)。
 
 緊急展開部隊2個は有事には全国展開できる体制とすればロシアも中国も侵略の意図を諦めるような気がします。あとできれば師団の基本編制に1個ヘリ強襲連隊(旅団はコスト的に無理なので…)が欲しいですね♪輸送機もC-X(たぶんC-2になる)では能力的に心許ない(搭載能力30t)ので、アメリカからC-17グローブマスター(搭載能力77t)を500機ほど導入したいですね(笑)。
 
 韓国もびびって竹島を返還するかも?(爆)
 
 
 そうするには防衛費が対GDP比2%以上要りますけどね(苦笑)。