鳳山雑記帳はてなブログ

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陸上自衛隊の輸送車両

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                               重レッカ
 
 
 近代戦の要諦は補給能力、これがなければどんな最新装備を誇っても継戦能力を失い結果的に弱い軍隊になってしまいます。大東亜戦争時の大日本帝国陸軍(もちろん海軍も!)はまさに脆弱な補給能力しか持たなかったため滅び去ったといっても過言ではありません。
 
 では我が陸上自衛隊はどのような輸送車両を持っているのか?ということで中型以上の主なものを調べてみました。能力はまあまあですが、数はどれくらいあるのか心配です。このほかに有事にどれだけ多くの民間輸送車両を動員できるかも継戦能力にかかってくるでしょう。
 
 10tトラックは退役したそうですが、後方物資集積所から前線補給拠点までの輸送は民間車両でも出来ますから平時から動員できる数を把握する事と有事法制をしっかりと定めておく必要があるでしょうね。
 
 昔は野砲や銃砲の牽引は半装軌車(ハーフトラック)の役割でしたが、近年は装輪車の能力上がったために次第に廃れていったそうですね。ハーフトラック好きとしてはちょっと寂しいような気がします。
 
 路外行動は全装軌車の方が効率よく、路上での速度・経済性で装輪車に劣るのが廃れた原因だといわれています。