鳳山雑記帳はてなブログ

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2011年有馬記念雑感 2強の取捨

 今週は競馬の祭典有馬記念と公営荒尾競馬の最後が重なったために、誰も興味ないでしょうが競馬記事が続きます。
 
 さて今回の有馬記念、稀代の名牝6冠馬ブエナビスタと史上7頭目のクラシック三冠馬オルフェーヴルの取捨が問題になってくると思います。
 
 前々日オッズではオルフェ一番人気、ブエナは何と三番人気(アーネストリーに高額買いが入ったらしい)になっていました。最終的には二強のオッズは伯仲すると思います。
 
 そこで2強に付いて私なりの評価を。
 
 
 
 言わずと知れた現役最強牝馬でありもしかしたら牡馬も含めて最強かもしれない。獲得賞金はテイエムオペラオーに次ぐ2位で牝馬ではウオッカを超え1位。GⅠ連対記録も12と史上2位(1位はオペラオーの13)だそうです。
 
 調子悪いといわれながらも各レース最速の上がりで2位に持ってくる実力は流石の一言。衰えたといわれた前走ジャパンカップで去年降着の雪辱を晴らす優勝。万全の態勢で引退レースの有馬に挑む。
 
 ただパフォーマンス自体は去年の方が上だったという見方も。中山コース絶好枠と言われる1枠を引き当てたのも彼女の強運のなせる業か?
 
 おそらく先行策を取り経済コースで脚を溜めながら3コーナーから徐々に外に持ち出して直線勝負をするはず。岩田ジョッキーも内で包まれる危険性を身をもって味わったから同じ過ちは2度としないでしょう。
 
 展開的には勝ち負け必至。 私は軸にする予定。
 
 
 
 京王杯2歳ステークスで10着大敗歴はあるものの3歳スプリングステークスで開花し史上7頭目のクラシック三冠馬となった。折り合いにやや難があるがダービー、菊花賞とレースを経験する毎に強くなっている印象。三冠馬は有馬でも勝ち負けなので普通なら軸不動。
 
 ただ唯一の不安は中山苦手説、冬競走苦手説がある事。最も重馬場苦手説も実際のレースで簡単に覆したので気にする必要はないのかもしれない。
 
 歴代三冠馬が有馬出走した時のメンバーを調べてみたところ、今年はディープインパクトが2着した時より強いメンバーが集まっている印象。ブエナがいなくてもトーセンジョーダンヴィクトワールピサという強敵がいる。古馬初対戦で厳しいレース展開になった時にオルフェはどうか?というところに一番注目している。
 
 三冠馬ではないが当時現役最強馬になりつつあったテイエムオペラオーでさえグラスワンダースペシャルウィークという2強の前に3着に甘んじた過去もある。
 
 これで今回もしオルフェが圧勝できたら凱旋門賞ドバイワールドカップもBCターフも楽勝できる。さてどうなることやら?
 
 
 
 私はすんなり2強では決まらない可能性が高いと見ます。普通だったらオルフェ軸ブエナ軽視でしょうがそれだと馬券的妙味がないのでブエナ軸オルフェ軽視で行こうかと考えています。紐にピサかヒルノダムールが来てくれたら御の字。ヒルノの評価が意外と低いですが、その年の凱旋門賞出走馬が有馬に出てきた時連対率100%という頼もしいデータもあります。ただヒルノはそこまで信頼できるかというと、そうではありませんが(苦笑)。
 
 
 前日には予想します。当たる自信はまったくありません(爆)。