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ブエナビスタ、本当にお疲れ様!

ブエナ引退式、松田博「無事が一番」
有馬記念がラストランとなったブエナビスタ(牝5歳、栗東松田博資厩舎)は、好位のインでレースを進めたが直線で伸び切れず7着。有終の美を飾ることはできなかった。鞍上の岩田康騎手は「今日は気持ちよく走らせて有終の美を飾らせたかったが、スローペースだったこともあったので。残念な結果に終わりました」と唇をかんだ。
 
 中山全レース終了後には引退式が開かれ、岩田康誠騎手、松田博資調教師のほかに、松田剛調教助手、山口慶次厩務員、生産者であるノーザンファーム吉田勝己代表、馬主であるサンデーレーシング吉田俊介代表が参加した。
 松田博資調教師は「声援ありがとうございます。3年2カ月の間、無事に走ってくれたのが一番。この馬にはいろいろ勉強させてもらった。ブエナの子供が生まれたらまた預かりたいですね」と笑顔で語った。ブエナビスタは今後、生まれ故郷のノーザンファーム繁殖牝馬として第二の馬生を歩む。順調なら2013年に初子が誕生、15年にデビューを迎えることになる。
 ブエナビスタは父スペシャルウィーク、母ビワハイジ、母の父Caerleonという血統。通算成績23戦9勝。重賞は08年の阪神JF(GI)、09年のチューリップ賞(GIII)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、10年の京都記念(GII)、ヴィクトリアマイル(GI)、天皇賞・秋(GI)、11年のジャパンC(GI)の8勝。JRA・GI6勝は歴代単独の5位。
 
 
                       - Yahoo!ニュースより転載 -
 
 
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 有馬記念のショックがようやく癒えたので記事を書くことができました。私の大好きだったブエナビスタが7着に終わったというのは馬券を外したこと以上に残念至極でしたが、GⅠ6勝、GⅠ連対12、生涯獲得賞金史上2位(牝馬では1位)という成績は立派です。
 
 ラストランになった2011年有馬記念、最後の直線インで経済コースを走っていたブエナですが他馬に外から被せられ窮屈になって抜けだせませんでした。岩田ジョッキーの判断ミスを責めることもできますが、それでも今までのブエナなら確実に最後伸びてきたはず。それができなかったのですから仕方ありません。
 
 レースビデオを何度も確認しましたから間違いありません。
 
 
 レースはアーネストリーが引っ張る超スローペース、そこをきっちり最後伸びて完勝するんですからオルフェーヴルは確かに強いんでしょう。5歳の牝馬秋天皇賞、ジャパンカップ有馬記念のローテーションは酷だったのかもしれませんね。
 
 しかし、ブエナビスタが一時代を築いたのは事実。2歳時の阪神ジュベナイルの呆れるほどの強さ。3歳時の強敵レッドディザイアを破っての桜花賞オークスの二冠制覇。4歳時の秋古馬三冠(秋天、JC、有馬)での雄姿、そして5歳時の去年の雪辱を晴らすジャパンカップ制覇!
 
 もうこれ以上の牝馬は出ないのかもしれません。去年の(全盛期の)ブエナならオルフェを寄せ付けなかっただろうなと思いますが、仕方ありますまい。
 
 ブエナの凄いところは、どんなに調子落ちでも最後の直線きっちり伸びてきていたところです。性格も真面目なのでしょう。だいたい私は強すぎる馬は嫌いなんですが、タイキシャトルとこのブエナだけは例外でした。
 
 
 話は変わりますが、有馬の優勝馬オルフェーヴルはすっかりヒールになってしまいましたね。馬のせいではないんですがブエナのファンが多かっただけに可哀想です。私もオルフェには複雑な感情を抱いたので今後好きになる事は無いでしょう。おそらくオルフェの出るレースは買わないと思います。ただ実力は有馬で証明されましたから、かつてのテイエムオペラオーのように4歳時無敗、古馬GⅠ総なめしそうです。凱旋門賞にもぜひ挑戦してほしい!
 
 
 ブエナビスタ、本当にお疲れ様。今後は彼女の妹ジョワドヴィーヴルを応援したいと思います。そういえば牡馬でもラジオNIKKEIで凄い馬が登場しましたね。アダムスピーク!これも来年クラシック戦線で大活躍しそうです♪