【中国】曹操の70代目子孫と称する男性…DNA鑑定の結果は「肯定的」
- 遼寧省丹東東港市に住む曹祖義さんが、三国時代に活躍した曹操の子孫である可能性が高いことが分かったという。
遺伝子を調べた結果、曹操の男系子孫と考えられるタイプと一致した。中国新聞社が報じた。
曹祖義さんは今年(2011年)、58歳になる。子どものころから父親がいつも、「わが一族は、曹髦から出たと伝えられている」と言っていたという。
曹髦は曹操のひ孫で、曹祖義さんは曹操の70代目の子孫になるという。
上海にある復旦大学現代人類学教育部は曹操の遺伝子研究を進めていた。各地の「曹家」に伝わる家系図285種を調べた結果、
古い時期に「曹氏」がまとまって移住した地域も確定することができた。家系図の多くで、
宋代(960-1279年)までの「曹氏」一族をたどることができたという。
遺伝子研究では男性に特有のY染色体に注目した。「曹姓」の男性1000人以上の血液を調べた結果、曹操のY染色体のタイプをO2*と断定。
曹祖義さんも上海に招待され血液サンプルを提供したところ、O2*タイプのY染色体の持ち主だった。
Y染色体のタイプをさらに詳しく分類したところ、曹操の直系の子孫から血縁関係が遠くなるにつれ、タイプが微妙に違ってくる様子も分かった。
Y染色体のタイプがO2-M268である曹祖義さんは、曹操の直系の子孫か、直系に最も近い子孫と考えられることが分かったという。
これまで、曹操の父親である曹嵩は夏侯氏の出身であり、地位の高い宦官(かんがん)の曹騰の養子になったとされていた。
つまり、「曹操は、本来の曹氏とは血縁関係がない」との見方だ。
同研究を進めるにあたり、夏侯姓の男性からも血液を採取してY染色体を調べたが、曹氏と夏侯氏の血縁関係は認められなかった。
今後の研究次第では、「曹操は夏侯氏の血をひく」とのこれまでの歴史の常識が覆される可能性もある。(編集担当:如月隼人)
サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000081-scn-cn
参考画像 曹操
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/57/Cao_Cao_scth.jpg- 2NN2ちゃんねるニュース速報より -でも夏侯氏の血をひかない可能性があるとなるとちょっと微妙ですね。曹家の先祖の曹参と夏侯家の先祖夏侯嬰は同郷(沛県 現在の江蘇省徐州市に含まれる)だから昔から何らかの血縁関係があってもおかしくないはずなんですよ。だから曹騰も夏侯家から養子(嵩)を迎えたんだと思います。私はそれよりも、もともと曹氏は春秋時代の諸侯国「曹」(山東省定陶県)の出身だからその子孫は数限りなくいると考えます。でも曹髦(そうぼう)という悲惨な運命(司馬氏の傀儡として非業の最期を遂げた)の人物の子孫を称してるから信憑性は高いんですよね。これはもっと研究して真実を究明してほしいですね。ちなみに曹髦(そうぼう)は曹操の曾孫【文帝(曹丕)の孫で、東海定王曹霖の子】で、司馬師、司馬昭兄弟に擁立されたものの司馬兄弟の専横に耐えかねわずかな近衛兵と共に挙兵するも密告されて司馬兄弟に返り討ちに遭い惨殺された人物です。おそらく二十歳にもならず殺された人物なので、よく子孫がいたなと感心します。それよりも司馬兄弟は皇帝の血をひく者を生かしておくだろうかと、そっちの方が気になりますね。正室の子というより、母は低い身分の女性で司馬兄弟の追及を逃れ秘かに落ちのびたとかドラマが色々ありそうですね♪
司馬兄弟に反旗を翻した毌丘倹や諸葛誕のファンだけに余計にそう感じます(苦笑)。
ちなみに諸葛誕は瑯邪諸葛氏の本家筋という説がありますね。私もこの説支持してます♪
おっと、これも三国志を知らない方にはチンプンカンプンの方向に暴走してますね(苦笑)。