自重が120 t を越えるため、時速10キロ程度でしか移動ができなかった。また運搬用に専用の貨車が制作され、砲弾輸送用には戦車から改造された車輌が用意された。独ソ戦のセヴァストポリの戦いにおいてその威力を発揮した。
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こんな馬鹿でかい自走砲を造るんだから、ドイツ軍は凄すぎます。600mmという大口径砲ならどんな要塞でもいちころでしょう。しかも臼砲だからほぼ真上から砲弾が落下してきますから。
でもそのために120トンという巨体になってしまいました。速度が時速10キロ(遅っ!)。
こんな化け物に襲われた要塞守備兵は気の毒です。日露戦争時の二十八榴があのくらいの破壊力ですから、600mmの破壊力は想像できません。嗚呼、満州にこれがあったらなあ…。