鳳山雑記帳はてなブログ

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1952年夏、吉田首相暗殺計画?

 【ワシントン26日時事】1952年7月、当時の吉田茂首相に不満を募らせた旧日本軍幹部らのグループが一時、クーデターを計画していたことが、25日までに解禁された米中央情報局(CIA)の文書で明らかになった。吉田政権転覆を狙ったクーデター計画の存在が公文書で裏付けられたのは初めて。
 52年10月31日付のCIA文書によると、クーデターを企てたのは元参謀本部作戦課長の服部卓四郎氏(故人)ら。自由党の吉田首相が公職から追放された者や国粋主義者らに敵対的な姿勢を取っているとして、同首相を暗殺し、民主党鳩山一郎氏(同)を首相に据える計画を立てた。
 しかし、服部氏の友人で元参謀の辻政信氏(同)が「今はクーデターを起こす時ではない」と説得。グループはクーデターは思いとどまったものの、政府高官の暗殺を検討したという。 

                              - Yahoo!ニュースより転載 -

 こんな恐ろしい計画があったんですね。それにしても服部、辻のコンビは参謀本部に巣食って日本の針路を誤らせた元凶じゃないですか!自分勝手に国政をいじり、失敗したら
ノモンハンの比じゃない…」とつぶやく気だったのでしょうか。

 それにしても反省のない男達ですね。海軍の井上成美は教育者、陸軍の宮崎繁三郎はひっそりと雑貨屋の主人として余生をおくり、自分達が死なせた部下の冥福を祈りながら高潔な生き方を貫いたというのに、こいつらときたら。戦争犯罪人というならまさに彼らですよ。自分達の主義主張のために国政を壟断し国を誤らせたんですから。

 戦後ものうのうと生き延びる狡猾さだけはもちあわせていたんでしょう。許せない奴らです!