鳳山雑記帳はてなブログ

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ナイジェリアでボコ・ハラムに拉致された女子生徒の末路

 皆さんは覚えておられるでしょうか?2014年4月14日ナイジェリアの北東部チボクの寄宿学校から200人の女子生徒がアルカイダイスラム過激派組織ボコ・ハラムに拉致された事件を。

 当時私も非常に衝撃を受け、その後どうなったのか気になっていました。私はナイジェリア軍が救出に向かうと云う話を聞いていたので、犠牲者は出たもののある程度は解放されたのかと思っていました。ググってみると2014年10月、ナイジェリア政府とボコ・ハラムとの間に停戦協定が結ばれその際女子生徒も解放されると合意がなされたそうです。

 ところがボコ・ハラムは卑劣にもその合意を無視し依然として女子生徒を開放していません。ボコ・ハラムが襲撃した寄宿学校はキリスト教の学校だそうで、ナイジェリアの富裕層の子供が通っていたところだとか。宗教的憎しみもあったんでしょうね。

 連行する際、60人くらいの女子生徒はかろうじて脱出できたそうですが、それ以外は全員連れ去られます。そればかりか合計2000人以上の若い女性がボコ・ハラムによって拉致されたそうです。

 諸外国も救出作戦に協力したそうですが、いまだに成果が出ていません。拉致された少女たちがどうなったかは容易に想像できます。断片的に出てきた報道ではアルカイダやISのように性奴隷として強姦を繰り返すのはもちろん、イスラム教に無理やり改宗させ、洗脳し、女性兵士や自爆テロの実行犯に仕立て上げているそうです。本当に許せません。

 私はこういうイスラム教過激派テロリストに人権などないと思います。協力者も含め一人残らず殲滅し物理的に処分するしかないはず。綺麗事を言う識者と称する愚か者たちは、厳しく対処すれば世界中にテロが拡散するとほざきますが、だったらこのまま放置するつもりかと厳しく問いたい。

 拉致された女子生徒の悲惨な末路を知って、本当に憤っています。テロリストは絶対に許してはいけません。一切の妥協もなし。テロも関係ない。世界中が協力して一人残らず皆殺しするしか、こういう無辜の民の犠牲を無くす方法はないと確信します。



追伸:
 気になってナイジェリア軍を調べてみたんですが、5個師団と大隊規模の特殊部隊を持ちAK-47やFN FALなどの自動小銃、各種迫撃砲までライセンス生産する実力がありながら、ゲリラ戦で抵抗しているとはいえわずか1万程度のボコ・ハラムを鎮圧できないんですね。

 空軍も支那製のJ-7(MiG-21のバッタもん)はともかくとして、ロシア製のMi-24ハインドの輸出型Mi-35攻撃ヘリまで保有しています。23㎜か30㎜機関砲、ロケット弾、対戦車ミサイルで空からボコボコにできるはずなんですがね?それともボコ・ハラムRPG以外に強力な個人携帯対空ミサイルを保有してるんでしょうか?

 隣国のニジェール軍もボコ・ハラム鎮圧に協力していると云いますが、国際社会はもっと協力できないものでしょうか?ISとかアフガンで部隊を派遣している国は余裕ないでしょうが、できるなら日本が部隊を送って徹底的に鎮圧したいくらい。あるいは後方支援でもいい。これこそ真の国際貢献だと思うんですよ。その結果日本でテロが起こったとしても、それは現地で起こるか日本で起こるかの違いだと私は思います。

 まあ、ゲリラ戦に徹する敵を鎮圧する難しさは十分理解してますが、どうにも怒りが収まりません。