鳳山雑記帳はてなブログ

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台湾にとっては朗報、支那にとっては悪夢www

米、台湾に軍艦売却へ 中国の反発必至


 写真みたらオリバー・ハザード・ペリー級みたいですね。台湾はすでにオリバー・ハザード・ペリー級をライセンス生産し成功級と名付けています。今回は米海軍が運用していた4隻を売却ですか。

 ぐぐってみたらFFG‐50テイラー、FFG-51ゲイリー、FFG-52カー、FFG-55エルロッドの4隻だそうです。エルロッドなどは2015年1月退役ですからほぼ現役艦といっても良く支那海軍にとっては脅威でしょうね。もともとは空母打撃群(Carrier Strike Group)直衛艦です。アーレイバーク級ミサイル駆逐艦が出揃ったから退役しただけで。ペリー級は、3000tながらガスタービンエンジン、C4Iシステム、対空対艦対潜何でもこなす高コストパフォーマンス艦でしかもペルシャ湾抗堪性も実証済み。

 アメリカ海軍が、オリバー・ハザード・ペリー級の後継として沿海域戦闘艦のフリーダム級を導入した時ももったいないと思ったくらいでした。フリーダムは意外と潰しが利きませんからね。中小国の海軍ならあと数十年は主力艦として通用するレベルです。おそらく支那海軍の少し前の駆逐艦フリゲートより強いかもしれません。兵器の信頼性はなんといってもアメリカ製ですから。対艦ミサイル『ハープーン』を撃てるのは大きい。

 台湾海軍は成功級のあと康定級を建造していたはずと思ってググったら、こちらはフランスのラファイエット級を原型としているものの性能は微妙みたい。ここに最終ソフトを搭載したペリー級が加わったら支那海軍はちょっと手が出せなくなります。さすがに米海軍とのデータリンクはないだろうけど、それでも支那は嫌でしょうね。

 成功級8隻に康定級6隻ペリー級最終形態が4隻。とてもじゃないが、支那の渡洋攻撃は困難になりましたね。アメリカさん、絶対にヘタレないでくださいよ。これが実現したら東シナ海支那海軍はほぼ詰みますから。



追伸:そう言えばキッド級ミサイル駆逐艦はどうなった?まだ現役なんだろうか?アメリカは台湾に戦闘機売却はけっこう渋るけど、海軍艦艇は気前よく売るよね。それも割と現役に近い高性能艦を。議会の承認を得やすいんだろうか?一応防衛兵器ってことになってるんでしょうな。